「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 3rd

松下政経塾・塾頭 前岐阜県関市長(3期)&スタアラ世界一周

11月28日のブログ「51歳のオッサン・インドで再び騙される、ピンクシティ・ジャイプール」

51歳のオッサン、ワタクシ、完璧に騙されましたね。

 

昨晩、午後9時からタクシーでジャイプールに向かった車内で、落ち着いて考えてみると、列車もバスもすべて満席ということはおかしく。

 

パソコンのモニターで、どの列車も満席だと私にも見せながらクリックしていましたが、あれはネットには繋がっておらず、もともとどれを押しても満席と出るようにしたフェイクページですね。

 

途中、バス会社に電話をしたのも、本当のバス会社ではない、もしくはグルの業者で、バスも満杯と言わせるため。

 

タクシーはどうか、と提案を受けましたが、バス会社は5万円以上の金額をいい、(それはボリすぎだろう)と思ったものの、その後、一連のプランの提案を受けたとき、その価格がタクシーのみと比べれば、高くないように見せる伏線でした。

 

いやぁ、ハンガリーブダペストに続いて、最後のインドで手玉に取られてコロリとやられました。

 

もう笑うしかない。

 

振り返るに、騙されるときは、自分の中に原因が作られていますね。

 

ハンガリーの両替詐欺のときは、ATMで高額紙幣がどうしても出てくるので、心の中で(使いやすいように、高額紙幣を崩したい)、かつ、切符を買おうとした券売機が高額紙幣が使えない状況だったときに、声をかけられまんまと詐欺に。

今回のインドの場合、

 

・なんとしてもタージマハルだけは見たい

ニューデリー駅で、これまで見たことのないような大混雑を経験した

・当日や前日では完売の場合もある、と事前情報があった

・世界一周の最後なので、お金はある程度は使おう、と思っていた

・午後8時を過ぎて、決めるなら早くしなければ、と焦り

・金額は高いが、出せない金額でない

 

など。

 

いろいろネットで調べて、「気をつけるべし」と散々読んでいたのですが、51歳のオッサン、またもやられました(苦笑)。

 

皆さん、気をつけるべし。

 

ただ、騙されてしまった以上、どうしようもないので、その中でとにかく楽しむしかないですね(笑)。

 

ジャイプールのホテルには、午前1時40分に到着。

 

チェックインをして、最低限のものだけ洗濯をして、シャワーを浴びて午前2時40分過ぎにベッドへ。

 

今朝は午前6時半に、外から聞こえるクラクションで起床。


午前8時半にホテルで朝食。

 

午前10時にドライバーと待ち合わせて、ジャイプールの観光へ。

 

朝は雨が降っていたので、ボラれまくったとはいえ、ずっと車で動けるのはありがたかったですね。

 

まずアンベール城へ。

 



マハラジャ一族の居城だったところですが、思った以上に大きく丘の上に聳え立つ感じですが、中に入ってみると期待以上の美しさでした。

 

私は階段で登りましたが、お金を払えば象の背中に乗っていくこともできます。

 

昔は王族しか許されなかったとか。

 

 

 

 

 

内部をユックリと見学してから、駐車場に戻ってドライバーと合流。

 

その後、旅行会社が絡むとお約束のセールス。

 

縫製工場に連れて行かれ、作り方などの説明を受けた後、2階に連れられた後にそこでガッツリとセールストーク

 

作り方も(へぇーっ)と思いましたし、カシミヤやらシルクやらをいろいろと見て触らせてもらって面白かったですが、購入は断固として断りました。

 

美味しいチャイだけ飲ませてもらい外に出ましたが、露骨に扱いが雑になりました(苦笑)。

 

でも、モノは良さげでしたし、直売ですので価格も思ったより高くなかったです。

 

続いて、ジャイプール市内のレストランで昼食。

 

インドといえば、やはりカレーは一度は食べておこう、とチキンカレーを注文。

 

 

昨晩のレストランでの食事もそうですが、かなり量が多くて食べ切れず、残りは持ち帰り用に包んでもらいました。

 

その後、市街地にあるシティパレスへ。

 

マハラジャ一族の住居で、現在も一族が住んでいるとか。

 

 

 

ジャイプールはピンクシティと呼ばれるだけあって、ピンクが基調の建物。

 

そこから近くの風の宮殿へ。

 

 

こちらは中には入りませんでしたが、やはりピンクが基調で目立ちます。

 

姿を見られることを禁じられていた宮中女性のために建設されたそうです。

 

ここでジャイプール駅でドライバーに降ろしてもらい、ジャイプール駅からアグラカント駅に移動。

 

高いお金を払ったのに、チケットはなんと3等・・・これまた良いようにやられてます(苦笑)。

 

そもそも、駅には圧倒的にインドの人ばかりで、観光客の姿はホントにまばら。

 

待ち時間は待合室にいましたが、椅子も座るところがないので、地べたに座り込み。

 

いやぁ、ビジネスクラスで世界一周をして、インドを3等車で列車移動して、駅で地べたに座り込んでいる人はそうそういないだろうなぁ・・・と自分でも笑えてきます。

 

雑談のときや飲み会のときにネタとして話せるように、あえてお金を払ったんだ・・・と自分で言い聞かせてます(笑)。

 

列車の到着もかなり遅れるのでは・・・と危惧していましたが、定刻より10分遅れで到着。

 

列車内もなかなかの雰囲気で、どローカルという感じ。

 

ただ、3等なのでまだ秩序がある方なのでしょうが、一般の方の車両は観光客ではハードルがかなり高そうです。