昨晩は午前9時半にアグラフォート駅に到着。
そこからリキシャと値段交渉をしてホテルへ。
小さなホテルですが、オーナーもスタッフの人もとても親切で、これまでで一番居心地が良い、と言っても良いくらい。
到着してチェックインを済ませたら、オーナーが「ホテルでもホテル外でもサポートするので何でも言って欲しい」と頼もしい言葉。
30日にアグラからニューデリーに戻る列車が、ニューデリー駅に午後11時40分の到着だったので、「駅に行けば変更できますか?」と確認したら、「できない」と。
チケットを見せて欲しい、と言われたので、チケットを渡したら、
「これはウェイティングリストになっている状態で、まだ席は確保されていない」
と言われて、もう笑うしかない状態(笑)。
でも聞いておかなければ、そのまま夜の午後9時ごろに駅に行って「列車には乗れない」と言われて大騒動だったと思うので、早く分かってラッキー。
ホテルの部屋も綺麗で明るく、それだけでも気分が落ち着きます。
ジャイプールのホテルは、薄暗いところだったので(苦笑)。
清潔なシーツで寝る雨に、熱いシャワーを浴びて汗と汚れを落として・・・と思ったら、シャワーがほぼ水。
他は完璧なのに、シャワーだけ惜しい。
でも、(これは51歳にもなってのに、インドでいいように手玉に取られた私への、天からの喝だな)と、水垢離のつもりで浴びました・・・普通に冷たい(笑)。
今朝は午前6時半に起床。
久しぶりにグッスリと眠れました・・・昨晩の水垢離が効いたみたい。
午前8時過ぎにホテルで朝食。
午前9時過ぎにホテルにUberを呼んでタージマハルへ。
昨晩、駅からホテルまでリキシャまで、最初に250ルピーと言われたのを、170ルピーで交渉したのですが、ホテルのオーナーから「ここまでなら80ルピー」と言われました。
でも、観光客が地元の相場を分かった上で交渉するのは難しいですね。
オーナーから「Uberを使った方が良い」と言われたので、今朝から早速に。
各国でUberを使ってきましたが、メッセージが来ることがあっても、電話で着信があったことは記憶がありませんが、リクエストを出したらドライバーから電話があり、「どこに行けば良いか」と。
・・・というか、Uberの仕組みは、お客の現在地と目的地がドライバーにも分かるところが特徴なのでは・・・と思いつつ、ホテル名を電話で伝え。
リキシャに乗っても出発しないので、???となっていると、「どこに行くのか?」という質問。
他の国とは違う仕組みなのかもしれません。
タージマハルの近くでリキシャから下車。
昨年だったか、タージマハルを訪問した息子から、入り口が分かりづらいから事前にチェックしておいた方がいい、とアドバイスをもらって、昨晩、一通り調べたつもり。
・・・だったのですが、Googleマップを見ながらウロチョロと、かなり探しまわりました。
事前のネット情報で、クレジットカードも使えると書いてあったので安心していたのですが、やっとのことで辿り着いた西入り口で、チケット売り場の人に聞いたら、「現金のみ」と。
ATMを探して歩いていると、「マネーチェンジ」と声がかかったので、その両替所で交換。
現金で1,300ルピーを支払い、やっとチケットを購入することができました。
荷物検査・身体検査を終えて無事に入場・・・しばらく歩くと大楼門。
そこを通ろうとすると、真正面にタージマハルが。
いやぁ、ここまで長かったですし、高かった(笑)。
タージマハルが目に入ったきたとき、一人で感慨に耽ってしまいました。
↑ 「真珠の涙」とも評される白亜のタージマハル
タージマハルが見える正面からの光景は、下の動画のような感じ。
大きな建物ではありますが、細部の一つひとつまで手が込んでいるのが、タージマハルに近づいていくとよく分かります。
タージマハルの中に入るには、追加の200ルピーが必要です。
・・・が、内部の写真撮影は禁止でした。
タージマハルは、ムガール帝国のシャー・ジャハーンが、妻であるムムターズ・マハルのために建てた総大理石のお墓ですが、妻の遺言の中に「立派なお墓に入れて欲しい」という文言があったそうです。
後世になって、タージマハルを見るために、世界中から観光客が集まるなんてことは、二人とも頭になかったでしょうね。
とにもかくにも念願だったタージマハルを、自分の目で見ることができました。
これでインドに来た最大の目的は達成できました。
その後、歩いていける距離にあるアグラ城(アグラ・フォート)へ。
とは言いつつ、Googleマップは場所は示してくれますが、観光客への正しい入り口は案内してくれないので、かなりアチコチと歩きました。
何とか歩いてアグラ城の入り口に到着。
16世紀に建設された城塞ですが、周辺を歩いていても、かなり長い距離に建設されたことを実感できます。
城塞ではあるのですが、内部は細密な装飾も施されていました。
アグラ城(アグラ・フォート)の内部の一部の雰囲気は以下の動画からどうぞ。
アグラ城からもUberでホテルまで、一旦戻り。
明日のアグラからデリーへの移動は、ホテルオーナーのアドバイスをもらってバスにて。
オーナーから教えてもらいながら、アグラからデリーへの長距離バスをネットで予約。
この移動が昨晩からずっと気になっていたので、日中にあえてホテルまで戻りました。無事に予約ができたので、かなり気持ちが楽になりました。
少しホテルで休憩してから、「ベビータージ」と呼ばれているイティマウド・ウッダウラー廟へ。
ホテルからUberを呼んだのですが、到着して乗り込んだら、「現金だけ」と言われて「はっ?」と。
これも他の国ではあり得ませんが、インドローカルですね。
「現金がないから、Uberを呼んだ」と伝えたら、クレジットカード支払を了承して走り出しましたが、こんなことを交渉するなら、Uberを使ってる意味なし(苦笑)
実は、ホントにインドルピーが少なかったので、Uberで移動中、ATMか両替所があったら寄ってもらうつもりだったのですが、ドライバーがこういうことを言ったので、それを言い出せず。
ベビータージに到着して、チケット売り場に行ってみたら、やはり支払いは現金のみで、財布にある現金では足らず。
入り口を出て、Uberで移動中に目を付けていたATMに行くも、そこは故障中。
少し戻ったところにATMがあったのですが、それをトライするもセンターサーバーのトラブルとかで引き出せず。
今度は入り口の逆方向に歩いて探したのですが、かなり歩いてもATMが見つからず。
もう諦めて引き返そう・・・と思ったところでATMが。
試しにやってみたら,無事にインドルピーを引き出せました。
ベビータージ付近の道路を歩いた感じは,以下の動画でどうぞ。
無事に現金で料金を支払って,ベビータージを鑑賞。
観光客がいないわけではないですが,タージマハルと比べれば雲泥の差。
落ち着いて見学することができました。
再びUberを呼んでホテルに帰ろうとするも,3回くらいリクエストをするもなかなかマッチせず。
声をかけてきたリキシャのドライバーと交渉して,Uberで約100ルピーのところを,120ルピーで交渉成立。
・・・が、税がかからない土産物屋があるから立ち寄らないか,マーケットがあるから連れていくとか,お約束のセールス。
ホテルに戻って,「近くにビールなどアルコールを買えるお店はあるか」と尋ねたところ,スクーターの後ろに乗せてもらい,アルコールが買えるお店まで連れて行ってもらえました。
インドでスクーターの後ろに乗せてもらい,ビールを買いに行く,というのも楽しいですね(笑)。
夕食はお世話になっているお礼を兼ねて,ホテルにて夕食を注文。
インドのビールを買いました・・・結構,味はシッカリしてます。