「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 3rd

松下政経塾・塾頭 前岐阜県関市長(3期)&スタアラ世界一周

11月13日のブログ「イスタンブール考古学博物館、トルコ・イスタンブールからギリシャ・アテネへ移動」

今朝は午前7時に起床。

 

今朝のイスタンブールは朝から雨。

 

午前8時過ぎから、ホテルで朝食をとり、荷物のパッキングをしてから、午前8時50分にホテルを出て、歩いて考古学博物館へ。

 

通常、どの国でも美術館・博物館は月曜休みが多いですが、考古学博物館は今日も開館していて助かりました。

 

ホテルから10分ほどで行けます。

 


↑ こちらが考古学博物館

 

トルコはモスクや宮殿もそうでしたが、そこかしこで工事中・修復中が多いですね。

 

考古学博物館も例外ではなく、リニューアル工事も進行中のようですし、所蔵品自体も修復中のものもかなりあるようです。

 

したがって、ガイドブック等で「必見!」と書いてあっても、そもそも見当たらないという(苦笑)。

 


↑ 玄関から入ったら出迎えてくれるエジプトの神ベス像

 


ギリシャ神話のオケアヌス像

 


ローマ帝国ハドリアヌス皇帝像

 


アレクサンダー大王の石棺・・・本当の棺と断定されていないそうですが、周囲の彫刻故にこう呼ばれているようです

 


↑ 嘆き悲しむ女たちの石棺・・・周囲に18名の女性が彫刻されています

 


↑ リキヤの石棺・・・紀元前5世紀(!)に制作されたもの

 

上にも書いた通り、見られなかった所蔵品もありますが、それでも実際に観ることができて良かったです。

 

再び雨の中を歩いてホテルに戻り、荷物をパッキングしてチェックアウト。

 

イスタンブールに到着した時は空港バスに乗ったのですが、空港までは路線バスと地下鉄を乗り継いでいこう、と。

 

経路はGoogleマップで検索したものの、バス停まではマップをチェックしなくても歩いて行けるので、

 

 (あぁ、こうやってイスタンブールに慣れたころにお別れだなぁ)

 

と、少し感傷に浸りつつ、バス停には目当てのバスが来る6分前に到着。

 

雨が降っていたので、バス停の屋根の下にちょうど入ったとき、1台のバスが停車・・・何の気無しに顔を上げたら、何か覚えがある番号だったので、慌ててGoogleマップをチェックすると、まさしく私が乗りたいバス。

 

 あっ!

 

と思ったら、ドアが閉まって雨の中に去っていきました・・・

 

しかし、(トルコのバスが時間より早く来る可能性は低いから、おそらく今のは前のバスなんだろう)と考えて、ずっとバスを待つもまったく来ず。

 

結局、30分間も待って、やっと同じ番号のバスが来たので乗車。

 

 (やれやれ、これで後は地下鉄に乗り換えれば空港まで到着か)

 

と安心したら、なんと1区間を乗っただけで、バスがいきなりターミナルのようなところに入り、バスが停車し、ドライバーが、

 

 「フィニッシュ!」

 

と一言。

 

私も(エーッ!)でしたが、他にも観光客が私と同じバス停から乗っていたので、みんな、(エーッ!)だったと思います(苦笑)、

 

結局、またもや雨の中、バス停で雨宿りをしながら待機をして、さらに次のバスに乗車・・・結局、合わせて1時間近くバスを待つ、という。

 

まったくもって、感傷に浸っている場合ではない(苦笑)。

 

ようやく地下鉄の駅に到着して、イスタンブール国際空港行きの電車に乗車して、何とか空港に到着。

 


↑ 空港でも建国の父・アタチュルク・・・先日のブログでも書いた通り、建国100周年だからこそ、なんでしょうね

 

次のギリシャまでのフライトはエーゲ航空なのですが、どれだけ探しても自動チェックイン機がなく、致し方なくスタッフの人に聞いたら、「あと15分ほど待ってほしい」とのこと。

 

空港をウロチョロして、15分くらい経ってから戻ってきたら、一応はパスポートチェックはしてくれましたが、カウンターでのチェックインは、「15分ほど待ってほしい」と。

 

私としては、とにかくラウンジに入って、食事とブログ書き等をしたいわけで、こういう中途半端なムダな時間はキツイですね。

 

特に、今日は待機ばかりしているので余計に(苦笑)。

 

出国審査・保安検査を経て、やっとラウンジへ。

 


↑ いつもの通り、ラウンジにて栄養補給

 

午後4時50分発のフライトでしたが、案の定というか、予想通りに出発は遅延。

 

当たり前のように1時間の遅延・・・ラウンジの出発時刻や状況の表示にあらかじめ出してくれていれば、ラウンジで有効に時間が使えたのですが。

 


↑ ただし、機内食はしっかりとしたものを出してもらえました

 

アテネ国際空港に到着して、入国審査など。

 

シェンゲン協定国以外からの入国ですので、ある程度、質問等も受けるのかな、と思いましたが、何も聞かれることなくスタンプを押してもらえました。

 

空港からは地下鉄でホテルまで。

 

トルコから再びヨーロッパに入ったので、公共交通のシステム等も順応しやすいような感じがあります。

 

ホテルまでは、地下鉄2路線を乗り継ぐのですが、乗り換え駅はおそらく中心地の拠点とはいえ、駅構内の表示は分かりづらいですね。

 

観光が重要な産業だと思うのですが、中欧よりも駅の案内表示も分かりづらく不親切です。

 

空港からの地下鉄でも、紙カップを持った物乞いの人が車内をまわっていました。

 

ホテル最寄りの駅に到着して、改札を通ろうとしたら、ベビーカーに子どもを乗せた親子3人組から声をかけられたのですが、おそらくお金を求められたのだと思います。(英語でなかったので)

改札を出て、公共交通カードを機械で購入しようとしたら、おそらく私より若い女性の物乞いの人が寄ってきて、「30セントでいいから・・・」というようなことを言われました。

 

これまで15か国くらいを周ってきましたが、こういう国はギリシャが初めてですね。(ハンガリーブダペストの両替詐欺は別として)

 

駅を出てホテルまで歩いて3分ほどですが、路上生活者が3名いました。

 

私の予約したホテル周辺がたまたま、という可能性ももちろんあるのですが、ギリシャ経済の現状ですね。