「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 3rd

松下政経塾・塾頭 前岐阜県関市長(3期)&スタアラ世界一周

11月1日のブログ「ワジェンスキ宮殿、ポーランドに別れを告げオーストリア・ウィーンへ、ウィーン旧市街」

早いもので今日から11月・・・日本を出てから、ほぼ1か月が経ったことになります。

 

一昨日に訪問したアウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所は、今回の世界一周の旅でもっとも行きたい、というか、行くべきところ、と考えていたので、一つの山を越えたような感覚もあります。

 

後半は、もともとの予定ではイスラエルの訪問をメインに考えていましたが、昨今の情勢を受けてイスラエルは断念して、行き先をUAEに変更しました。

 

本来は「一人旅」は、気の向くままに自由に行動できることが最大の魅力だと思いますが、世界的にコロナが流行した影響か、事前予約が必須であったり、個人の入場を制限したり、動きづらくなっている一面もあるように感じます。

 

一方、タブレットスマホがあれば、昔では想像もできないほど、自由に気軽に世界のどこでも行けるようになった、とも思います。

 

今朝は午前6時半に起きて、朝イチで洗濯。

 

寒い国はでは、パジャマとしてヒートテック上下を着ているのですが、こちらもここ数日洗っていなかったので。

 

洗ってから、部屋にあるドライヤーで熱風をかけまくり、強制的に乾燥・・・チェックアウト前には乾きました。

 

午前8時45分にチェックアウトをして、街歩きがてら歩いてワジェンスキ宮殿へ。

 


↑ 観光地ではないワルシャワの朝の街はこんな感じ

 

先日、ショパン銅像を見に来た公園ですが、中央に宮殿があり、そこが美術館になっているということで再訪。

 


↑ 先日と同じく、やはり美しい公園です

 


↑ 分かりづらいですが、リスがいました

 


↑ こちらがワジェンスキ宮殿(美術館)

 


↑ ワジェンキ宮殿は水上宮殿とも言われるそうです

 


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午前10時から美術館が開館・・・なので、それを待っていたのですが、時間を過ぎてもチェーンが取り外されずそのまま。

 

しばらく待っていたのですが、どうも開館しなそうなので諦めて空港へ。

 

バスで移動しようとしたのですが、バス停近くも工事中で乗り場がよく分からず、何とかたどり着いたものの、お目当てのバスがなかなか来ずにヤキモキ(苦笑)。

 

 

最後には、ちゃんと国際空港行きのバスに乗れました。

 

オーストリア航空のフライトなので対象ラウンジを探すも、見つけたラウンジにはオーストリア航空が入っておらず。

 

探せばあったのでしょうが、近くにあったラウンジはプライオリティパスで入ることができたので、そちらを利用。

 


↑ 右側はすべて野菜です・・・ラウンジは栄養補給とバランスを摂る場所なので

 

ポーランドの通貨ズウォティが800円くらい残っていたので、空港内のコーヒーを買って、ほぼほぼ使い切りました。

 

結果から言えば、ポーランドでもほぼほぼクレジットカードで大丈夫でした。

 

現金を使ったのは、当初、クレジットカードがタッチで支払えなかった2回と、トラムに乗ったとき、車内のチケット販売機がコインしか受け付けなかったときでした。

 

搭乗時間が10分ほど遅れましたが、予定通り午後3時にワルシャワを離れて、約1時間のフライトでオーストリアのウィーン国際空港に到着。

 


↑ 1時間のフライトでも食事がちゃんと出ました・・・ビジネスクラスには私も含めて3人のみ

 

ビジネスと言っても、2席並びの隣が空いている、というものでした。

 

 

オーストリアシェンゲン協定に加盟しているので、到着したらそのまま入国。

 

鉄道かバスで市街地に移動しようと調べていて、(うーん、よく分からんなぁ)と思っていたところ、ふと視線を上げたら「ウィーン市街地」と表示のあるバスが停まっていたので、エイッ、と飛び乗り。

 

チケットも、ドライバーからクレジットカードで購入できました。

 


↑  20分強で市街地に到着

 

すでに施設等の入館可能な時間は終わりかけですので、今日は旧市街をフラフラと歩き。

 

いやぁ、とにもかくにもワルシャワと比べて、観光客の数が圧倒的に多くてビックリ。

 


↑ ペーター教会・・・ウィーンで2番目に古い教会だそうです

 


↑ 見事な天井画

 


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↑ ペスト記念柱


↑ 分かりづらいですが、天使が老婆を突き落としている場面・・・老婆が黒死病「ペスト」を象徴しています

 

17世紀後半、ペスト終焉を神に感謝して製作されたそうですが、日本も含めて全世界で流行したコロナを経験していると、恐ろしいペストを乗り越えた感謝・喜びというものが、時代を超えて理解できますね。

 


↑ シュテファン寺院・・・ブリュッセルのサン・ミッシェル大聖堂も見事でしたが、こちらもウィーンのシンボルと言われるだけあって、ウーンと唸るほどの荘厳さ

 


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↑ カプツィナー教会・・・地下の納骨堂に140体を超えるハプスブルク家一族が埋葬されているそうです

 


↑ ミサには大勢の人が参加していました

 


ウィーン国立歌劇場


↑ 楽友協会ホール・・・ウィーンフィルの本拠地

 


↑ ホーフブルク宮殿

 

いやぁ、正直、ウィーンというか、ハプスブルク家を甘く考えてました・・・短時間、ウィーンのほんの一部を歩いただけですが、権勢を誇ったハプスブルク家の栄華が想像以上だったことは分かりました。

 

ホテルまでも街歩きを兼ねて移動。

 

市街地近くを予約したつもりでいましたが、少し距離がある場所でした。

 

それは何とかなるのですが、大切なことはホテル近くに食料やビールを買えるお店があるかどうか、ということ。

 

一抹の不安を抱いたまま、ホテルに荷物だけ置いて近辺を歩いたのですが、無事に水やパンが買えるお店を発見。

 

ただし、おそらくイスラム系のお店でアルコールの扱いはなし・・・ヨーロッパだと結構こういうお店がありますね。

 

したがって、水とパンを買ってから、今度はアルコールを買えるお店を捜索。

 

幸いにして、ホテルから近いところでアルコールが買えるお店も発見。

 

・・・ただし、店のドアにはVISAやらMASTERやら、なんとJCBまで支払い可能のシールが貼ってあるのに、ビールを手にしてレジでクレジットカードを見せたら、

 

 NO!

 

と(苦笑)。

 

「Cash only!」と言われましたが、(いやいや、おまはん、ドアにクレジットカードOKって、貼りまくっとるやろ)とツッコミたいところ、日本語なら。

 

明日は美術館を中心にウィーンをまわりたい、と思います。