「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 3rd

松下政経塾・塾頭 前岐阜県関市長(3期)&スタアラ世界一周

11月5日のブログ「ウィーンからハンガリーブダペストへ、50歳を超えたのに両替詐欺に引っかかる、「ドナウの真珠」ブダペスト、温泉大国の温泉へ」

昨晩というより、日付が変わった今日の午前12時半、ウィーンのバスターミナルに到着。

 

Uberで帰るしかないかな)と思いつつ、バス車内で何時まで公共交通が動いているか、検索をしたところ、午前1時でも2時でもホテルまでの経路が。

 

どうもウィーンでは、週末は24時間(!)運行しているようです・・・これは助かりました。

 

午前1時20分にホテルに戻り、靴下だけ洗濯をして、シャワーを浴びて、、チェックアウトに向けて少しだけ準備をして午前2時半に就寝。

 

今朝は午前6時15分に起床して、荷物をパッキングをして午前7時にチェックアウト。

 

今日から1泊2日で、短期間ながらハンガリーとスロヴァキアを回ります。

 

割と強い雨の降る中、地下鉄の駅まで歩き、地下鉄3路線を乗り継いでウィーン中央駅に隣接するバスターミナルへ。

 

午前0時半まで乗っていたバスに、また午前8時15分から乗車(苦笑)。

 

日曜日ということもあってか、渋滞等もまったくなく、ほぼ定刻通りの午前11時35分にハンガリーブダペストのバスターミナルに到着。

 

最近はユーロばかりでしたが、ハンガリーは久しぶりに自国通貨のフォリント

 

これまでの経験を活かし、まずはターミナル内のATMでフォリントをキャッシング・・・クレジットカードがどれくらい使えるか分からなかったので、多めに日本円で1万円強ほど。

 

早速、ターミナルのトイレに入ろうとしたら、現金のみでしか支払えなかったので、(よしよし)と出足は好調。

 

地下鉄で目的地に移動しようと、券売機でチケットを買おうとしたとき、引き出した大きな額の紙幣(1万フォリント)が使えず、(うーん、1万フォリント札が2枚もあると、街中では使いづらいな・・・)と考えていると・・・

 

後ろから、おじさんが声をかけてきて、「大きい紙幣は使えないから、両替してあげる」と5千フォリンと札2枚を出してきたので、(うん?)と思いつつ、ちょうど(細かくしたいな)と考えていたこともあり、交換しました・・・それも2万フォリントも。

 

後で振り返ると、そのおじさんの財布にはお札が異常なほどギッシリと詰まっていたので、明らかに怪しかったわけですが・・・

 

地下鉄に乗ってから、(なんかおかしいな・・・)と思って調べてみると・・・見事に両替詐欺に引っかかってました(苦笑)。

 

もらった5千と書かれた札には、透かしも入っていたので(透かしもあるから大丈夫だろう)と思ったわけですが、そもそも5千といってもハンガリーフォリントではなく、どこかの国の5千札でした。

 

いやぁ、51歳にもなって、こんな単純な詐欺に引っかかるとは、自分自身でも思っていませんでした。

 

いつも「バカは自分がバカだと気付かないからこそバカ」という、どこかの本で読んだ言葉が印象に残っているのですが、まさしく自分自身がそうですね(笑)。

 

もう、笑うしかありません。

 

まぁ、世界一周の旅も1か月を過ぎ、何だかんだとありつつも、自分自身もかなり慣れてきたところなので、気を引き締めるように、という天からの声だと思うようにします。

 

ブダペストでは、まずは英雄広場へ。

 


↑ マジャル人のハンガリー建国1千年を記念して建設された建国記念碑


↑ 建国記念碑の横にある国立西洋美術館・・・ちなみに向かい合った正面に現代美術館があります

 

現在、「ルノアール展」が開催されていることもあるのか、入場までに15分ほど待ち時間がありました。


↑ 「田舎のダンス」

 

2016年に「田舎のダンス」・「都会のダンス」とともに、「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」が初来日したときに、国立新美術館で鑑賞したことがありますので、それ以来の再会。

 


↑ 「ピアノに寄る少女たち」

 


↑ 「猫を連れた少年」

 

ルノワール展はかなりの混雑状況でしたが、常設展は会場が広いこともあり、ユッタリと観ることができました。

 


クラナッハの「洗礼者ヨハネの首を持つサロメ

 


ラファエロの「若い男の肖像」

 


ゴヤの「水を運ぶ女性」

 

美術館を出てバスでブダ王宮付近まで移動。

ケーブルカーで上まで登り、王宮等を散策。

 


↑ 王宮から望むドナウ川・・・この光景は美しいですね


www.youtube.com

 


↑ マーチャーシュ教会・・・ゴシック形式が美しい教会でした

 


↑ 三位一体の像・・・モニュメントはペストの終息を願い、神に祈ったもの

 

ウィーンにもありましたが、改めて当時のペストの大流行と現代のコロナのパンデミックに思いを馳せます。

 


↑ 漁夫の砦・・・昔、漁師が砦を守っていたことが名前の由来だそうです

 

再びケーブルカーで降りて、ペスト東側の地区を散策。

 


↑ ブダ地区とペスト地区を結ぶくさり橋・・・以前は船のみの往来だったそうです

 


↑ くさり橋の上から望むドナウ川・・・美しさが伝わらないような写真ですが、「ドナウの真珠」と評されるのも納得

 


↑ くさり橋の真正面にある聖イシュトヴァーン教会

 

ドナウ川沿いを歩いて国会議事堂へ。

 


↑ 王宮の丘から景色を見ると、この国会議事堂の威容がドナウ川と映えます・・・ハンガリーの人口は900万ですが、とてもその規模の国の国会議事堂には思えませんね

 


↑ 国立歌劇場

 


↑ 中も少しだけ覗かせてもらいました

 


↑ リストが亡くなる前までの5年間暮らしていた家の後に記念館が建っています

 

ここまで歩いてホテルにチェックイン。

 

リュックを置いて、荷物を入れ替えて、地下鉄に乗ってセーチェニ温泉へ。

 

ハンガリーは温泉大国だそうで、一度、試しに入ってみようと。

 

ちなみに、男女混浴ですが、全員、水着着用です・・・私は水着は持ってきていませんが、ジョグ用の短パンがあるのでそれで代用。

 

ビーチサンダルは、海外出張時の必須の持ち物なので、もともと持ってきています。

 

温泉といっても日本のイメージとは違い、屋外プールもある娯楽施設という感じですかね。

 


↑ 外観はこんな感じです

 

内部の写真はありません・・・水に濡れて、iPad miniiPhoneが成仏することだけは避けたかったので。

 

屋内と屋外にプールと浴槽が15種類あります・・・特に屋外は温泉というより、文字通り、温水プールですね。

 

ただし、屋内も屋外も日本の温泉より温度が低く、屋外でプールから上がると冷たい風にあたり震えるほど。

 

早々に屋外は退散して、屋内のプールに手を入れて温度を確認して、一番温度が高い浴槽にずっと入っていました(笑)。

 

それでも、40度にはまったく届かず、36度くらいのお湯のようです。

 

まぁ、何事も経験ということで。

 

地下鉄に乗ってホテル近くまで戻り食事・・・今日こそは地元の料理を食べようと周囲を捜索。

 

結構、ピザを出すお店の看板が・・・今日は絶対にピザは食べません(笑)。

 

なかなか良いお店がなかったので、かなり歩いたのですが、バーではあるものの外に出ている看板にハンガリーの料理の写真が載っていたのでこのお店に決定。

 


ハンガリー料理はパプリカを使ったものが郷土料理だそうで、これはチキンをパプリカを使って煮込んだもの

 

ビールとも良くあって美味しかったです。

 

実は注文の際、グヤーシュというハンガリーの代表的なスープも注文したのですが、店員のお兄さんが、

 

 「スープはかなり大きいので、チキンを食べてから、それから注文してはどうか」

 

と声をかけてくれました。

 

結果的には正解で、パプリカーシュ・チルケというパプリカチキンで、お腹いっぱいになりました。

 

しかし、私もまたもや過ちを繰り返すところでした(笑)。