「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 3rd

松下政経塾・塾頭 前岐阜県関市長(3期)&スタアラ世界一周

11月2日のブログ「ウィーンでベルヴェデーレ上宮・美術史美術館・レオポルド美術館を堪能、ホーフブルグ宮殿とシェーンブルン宮殿」

今日はもともとウィーンの美術館めぐりを予定。

 

昨夕、あまりにも人でごった返している旧市街を歩き、アムステルダムの美術館の混雑を思い出し、昨晩、一番の目的であるベルヴェデーレ上宮を予約。

 

ネット予約して分かったのですが、ガイドブックには午前10時から、と書いてありましたが、実際の開館は午前9時。

 

朝イチの午前9時の枠を予約しました。

 

ホテルからは歩いてべルヴェデーレ上宮へ。

 


↑ こちらは国会議事堂

 


マリア・テレジア銅像

 


↑ こちらがベルヴェデーレ上宮

 


↑ 上宮からの光景

 

午前9時の開館に合わせて入館して、これまた一番の目的の絵画へ。

 


グスタフ・クリムトの「接吻」

 

こちらも自分の目で見てみたい、と思っていましたので、ハーグのマウリッツハイス美術館フェルメール真珠の耳飾りの少女」に続いて、念願が叶いました。

 


↑ 同じく楽しみにしていたクリムト「ユディット」は、残念ながらベルリンに貸出されていました

 


クリムト「フリッツァ・リードラーの肖像」

 


クリムト「ヒマワリの咲く庭」

 

クリムトの絵画は、日本であまり観賞したことがありませんので、素人考えで「接吻」・「ユディト」の金色のイメージが強かったのですが、これまた当たり前のことながら、いろいろなタッチの作品がありました。

 


エゴン・シーレ「死と乙女」

 


ダヴィッドの「サン=ベルナール峠を超えるボナパルト」・・・5枚、同じ構図の作品があるようですね

 

その後、歩いて移動して美術史美術館へ。

 


マリア・テレジア銅像の横です

 


↑ こちらの美術館の目玉はブリューゲルバベルの塔

 


↑ こちらもブリューゲル「雪中の狩人」・・・教科書に載ってましたよね

 


フェルメール「画家のアトリエ」・・・今回の世界一周で7作品目ですかね

 


↑ ベラスケス「青いドレスのマルガリータ王女」

 


ラファエロ「牧場の聖母」(草原の聖母)

 

逸品ばかりの美術館ですから、写真を撮り始めたらキリがありませんし、撮った写真を載せ始めたらこれまた終わりがありません。

 

見応えがあり過ぎるほどの美術館でした。

 

続いて、美術史美術館から道路を渡って、少し歩いたところにあるレオポルド美術館へ。

 


エゴン・シーレホオズキと自画像」

 


クリムト「死と生」

 

こちらもなかなか日本で会うことができないエゴン・シーレの作品を多く観ることができました。

 

どの美術館も、昨夕の旧市街の人の多さから考えると、そこまでは混雑しておらず助かりました

 

興味のない人には何の価値もないと思いますが、上に載せたような絵画と、場合によっては絵の前に一人だけの状態で観賞できるのは、これ以上はない贅沢です。

 

まぁ、ある意味、ネットやテレビで見ていた通りの絵・・・という面もあるのですが、私自身が実際に絵画を観て感じたことは、他の誰にも表現もできず、誰にも奪われないもの。

 

そして、何かのカタチになるわけではないですが、私の財産ですね。

 

続いて、ホーフブルグ王宮へ。

 

 


www.youtube.com

 

大きな王宮ですから、美術館等のいろいろな施設も入っているのですが、全ては観ることができないので、旧王宮の内部を見学することに。

 

皇妃エリザベートのシシィ・ミュージアムとセットのチケットでした。

 

シシィ・ミュージアムも旧王宮内も写真撮影は禁止・・・なので写真はありません。

 

美術館より、こちらの方が混雑していました。

 

ちなみにチケットを購入してから入館するまで20分の待ち時間がありました。

 

一旦、ホテルに戻ってから一休み。

 

午後7時過ぎに再びホテルを出て、今度はシェーンブルン宮殿へ。

 

事前に日本でコンサートのチケットを予約していました。

 

小雨の降る中、地下鉄・トラムを乗り継いで到着したのですが、宮殿自体はすでに時間外なのでキッチリと門に施錠。

 

灯が見えたので歩いて行ったら、そこはレストラン・・・正門に戻ったら、離れたところに人の姿が見えたので、声をかけて聞いてみたら、レストランよりさらに奥に歩いた場所が入り口でした。

 

宮殿内でのコンサートかと思っていましたが、宮殿敷地内の建物でのコンサートですね。

 

休憩も含めて1時間45分。

 

アンコールでは、ラデツキー行進曲・・・ウィーンフィルニューイヤーコンサートとはレベルが違い過ぎますが、それでもウィーンでラデツキー行進曲を聴けたのが嬉しくて、ワタクシ、喜んで手拍子してしまいました(笑)。

 

 

帰りもトラム・地下鉄を乗り継いでホテルまで。

 

しかし、ワルシャワに続いて、またもやホテル最寄りの駅を通過してしまい隣の駅まで。

 

まぁ、歩ける距離なので問題はなかったのですが、何故、通り過ぎたのか、理解できないままホテルへ。