「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 3rd

松下政経塾・塾頭 前岐阜県関市長(3期)&スタアラ世界一周

10月24日のブログ「ゴッホ美術館・アムステルダム国立美術館でゴッホ・レンブラント・フェルメール等を堪能、

昨晩から、アムステルダムは冷たい雨が降り、今朝もドシャ降りではないものの、やはり雨が断続的に。

 

今回、折り畳み傘はあえて持ってこず、ウインドブレーカーを寒さ対策のために持参・・・防水ではないのですが、小雨程度ならこれで凌ごう、という考え。

 

それとは別に、100円ショップで購入したコンパクトなレインポンチョも持って来たので、ホントに強い雨となれば、それを使うつもりです。

 

今日はウインドブレーカーと、ショルダーバッグについては、関市の前のゴミ袋を被せて。

 

アムステルダムに「アンネの日記」のアンネ・フランクの家があるのですが、昨日、ネットで調べていたら、予約がなくては入ることはできず、その予約もかなり前から埋まってしまう、とのこと。

 

慌てて、ホームページを確認するも、予約可能な日時枠はすべて埋まっていました。

 

念のために、どうしても行きたいゴッホ美術館とアムステルダム国立美術館を確認したところ、ゴッホ美術館は予約制で今日の枠もかなり埋まっていたのですが、午前10時15分からの枠が予約できました。

 

国立美術館も予約可能ではあったのですが、昨日はほぼ全ての枠は空いていたので、(ゴッホ美術館を何時に見終わるか分からないから、明日、当日でも大丈夫だろう)と考えて予約せず。

 

ホテルを出て、徒歩でゴッホ美術館へ。

 


ゴッホ美術館

 


↑ 驚いたのはロッカー・・・通常のコイン式ではなく、6桁の数字の入力といくつか示される中のマークを選ぶと、勝手にロッカーのドアが開き、帰りも数字とマークを入れればドアが開きます

 

ゴッホ美術館の名に恥じず、ゴッホの作品がこれでもか、というくらい展示してありました。

 


↑ 「ひまわり」


↑ 「黄色い家」


↑ 「ジャガイモを食べる人々」


安藤広重の「亀戸梅屋敷」の模写

 

ゴッホも時代毎にタッチが想像以上に大きく違っていることに、改めて驚きました。

 

激しくうねるタッチの印象が強いのですが、中には印象派そのものと思うようなタッチや色遣いの作品もありました。

 

また、企画展は撮影禁止だったのですが、ゴッホはもちろんスーラやシニャックなど点描の作品が多く展示してありました。

 

ここまで点描作品をまとめて観たのも初めてだったので、これも貴重な機会でした。

 

1時間20分ほど鑑賞をして、ゴッホ美術館を出て、すぐ近くのアムステルダム国立美術館へ。

 

 

 

・・・が、入場にかなりの列が並び、ドアを通るときにスマホや紙をスタッフに見せていたので、スタッフに「入るのに予約が必要か」と確認したら、「ホームページか、ミュージアムショップで予約を」と言われ、「えーっ!」と。

 

その場でホームページで確認するも、一番早い時間でも午後2時45分の入場。

とりあえず予約を入れて、空き時間があり過ぎるために一旦ホテルへ。

 

雨が降っていなければ、街歩きをしたと思いますが、やはり冷たい雨だったので。

 

明日はアムステルダムからバスで1時間強のハーグに行き、そこでもマウリッツハイス美術館を訪問予定だったのでホームページを確認。

 

こちらも予約の枠は、明日はすべて空いていましたが、今日のことがあるので、念のためにチケットを予約しました。

 

午後2時45分に国立美術館に入館。

 

いやぁ、とにかく凄い人です・・・今回の世界一周の旅だけでも、各国の国立美術館・博物館に行っていますが、予約がないと入れない・・・というような状況とは無縁だったため、ワタクシ、舐めてました。

 

広さもかなりのものなので、これまでの経験からして、順番に見ていくと疲れてしまいイヤになるので、最初に一番見たいものを目指すことに。

 

アムステルダム国立美術館といえば、レンブラントの「夜警」、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」。

 


↑ 現在、修復に向けての調査中でガラスで囲われ、近くで観ることはできません

 

それでも、教科書に載っていた絵画を、目の前で実際に観れるのは、多少の感慨を覚えます。

 


レンブラント「布地組合の見本監査官たち」

 


フェルメール「牛乳を注ぐ女」

 

こちらは東京でのフェルメール展で一度観たことがあるのですが、アムステルダムで再会できました。

 


フェルメール「小路」

 

フェルメールの作品で現存しているのは約35点と言われていますが、今日は上の2つも含めて4作品を観ることができました。

 


↑ ヤン・ステーン「陽気な家族」

 

ヤン・ステーンもオランダの画家だったんですね。こちらも何枚かの作品を観ることができました。

 

国立美術館だけあって、絵画だけでなく、さまざまな美術品が展示してあり、見応えは十分です。

 

今日は午後5時の閉館近くまで鑑賞。

 

再びホテルに戻り、予約で気になったので、ポーランドアウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所を確認。

 

こちらも予約が必要となっていて、ホームページを確認したら、もともと訪問予定の日はすでにいっぱいでした。

 

予約が取れる日程枠を抑え、逆にそれに合わせて、ワルシャワアウシュヴィッツのあるクラクフのホテル日程をそれぞれ変更、往復のバスの変更、ワルシャワで予約を入れていたコンサートの変更など。

 

いやぁ、今日の国立美術館の予約のトラブルがなければ、アウシュヴィッツもそのまま予約せずに行った可能性もあります・・・費用も手間暇もかかりましたが、事前に対応できてかえって良かった、と思うようにします。

 

夜は午後7時半に昨晩と一緒のレストランへ。

 


↑ 昨日はビーフでしたが、今日はチキンを選択

 

パンと肉の下はすべてサラダなので、バランスが良い感じで気に入ってます。

 

今日はビールではなく、珍しく白ワインを注文しました。

 

現在、午後10時ですが、外は相変わらず雨が降っています。

 

明日も天気はイマイチな予報・・・まぁ、致し方ないですね。