「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 3rd

松下政経塾・塾頭 前岐阜県関市長(3期)&スタアラ世界一周

10月26日のブログ「アムステルダムでカナルクルーズ、アムステルダムからフランクフルトへ移動」

今朝はアムステルダムのホテルをチェックアウト。

 

3泊しましたが、ゴッホ美術館や国立美術館にも歩いていける立地で、施設としても過不足ありませんでした。

 


↑ 特に助かったのがこのヒーター・・・洗濯物を乾かすのに活躍してくれました

 

前も書きましたが、地元の人が使うスーパーが近くにあると便利で、かつ、買い物が安くできるのですが、徒歩1分のところにスーパーがありました。

 


↑ 店員もカウンターに一人いましたが、原則としてすべてセルフレジで精算します

 

荷物をパッキングして、午前9時半にホテルを出てアンネ・フランクの家へ。

雨を覚悟していましたが、幸いにして今日は雨は降らず・・・ラッキーです。

 


↑ 雨は降りませんでしたが、朝もやがかかっていました

 

街歩きも兼ねて、アンネ・フランクの家まで30分強。

中に入館できないのは残念ですが、せめて外観だけでも。

 

 

今日の午後にはフランクフルトに移動するので、午前中しか時間がなく、昨晩、何をするか検討したのですが、20ユーロくらいで運河クルーズができるのでそれを予約。

 

午前10時半から、アンネ・フランクの家の前から乗船。

 

 

乗客は私も含めて17名・・・船が動き出してから、簡単な自己紹介めいたものがあたのですが、ニューヨーク・ワシントンD.C.デンバー・オーストラリア・メキシコなど、いろいろな国や地方から。

 

船の操縦&ガイド、ドリンクのサービス&ガイドの2名が乗船して、英語でガイドをしてくれます・・・説明されても、半分以上は分かりませんが(苦笑)。

 


www.youtube.com

 

上にも書いた通り、雨が降っていたら、まともに船からの景色も見られなかったと思いますので、繰り返しとなりますがラッキーでした。

 

短い動画ですが、クルーズの雰囲気だけご紹介。

 


↑ 分かりづらいですが、7つの橋がずっと見えてます

 


↑ 建物同士がお互いにもたれかかってます

 

運河クルーズは1時間で終了。

最後にチップを瓶に入れて下船。

 

そこから、バスターミナルのある駅まで、街歩きがてら徒歩で。

 

1時間のクルーズで身体も冷えてしまったので、歩いて温めつつ。

 

途中、素敵な公園があったのですが、お昼の休憩時間ということで、多くの人が散歩をしに来ていました。

 

 

おそらく会社の同僚同士で、手には昼食のサンドイッチ等を持ち、次々と公園の中へ・・・これがアムステルダムでは普通なんですかね。

 

1時間強で目的地に到着。

駅の売店で、牛肉と野菜をラッピングしたものを買って昼食。

 


↑ 結構ボリュームがありました

 

午後1時15分に、いつものフリックスバスにて、ドイツのフランクフルトに向けて出発。

 

・・・昨日のことがあるので、出発時間はまったく信用していなかったのですが、なんと午後1時過ぎには到着して、3分遅れの18分には出発してくれました。

 

オランダですが、受けた感想としては、合理的な街というものでした。

先日も書いた通り、自転車がここまで多く街を走っているのにはビックリ。

道路も自転車専用道がしっかりと整備してあり、トラム等にも自転車の持ち込みができるようになっていました。

 


↑ 実際に持ち込んでいる人も何人か見ました

 

また、自転車も男女問わず、デザイン的にシンプルというのか、機能性重視というのか、質実剛健というのか・・・私からすると、もっといろいろなデザインやカラーがあって良いような気もするのですが。

 


↑ オランダでは、こういう感じがカッコいい、ということなのか、自転車だから丈夫で走ればいい、ということなのか

 

公共交通も駅の静けさは、先日も書いた通りですが、これはオペレーションが上手く動いている、という意味でもあります。

 


↑ また、電車やバスの時刻表は、発車時刻の表示ではなく、例えば「2分で到着」・「5分で到着」という表示

 

ホントに細かい話なのですが、日本の場合、現在の時刻と発車時刻の表示を比べて、無意識に頭の中で「あと5分待てばいいのか」と計算をしているわけで、オランダの表示はその手間が省けているな、と思いました。


今日を除いて、到着した当日から昨日まで、基本は雨降りでしたが、自転車を乗るときに傘を差す人はほぼ皆無で、男女問わず、レインコート・パーカーなどを着て、雨の強さによってフードを被って対応。

 

歩いている人も、雨に慣れているのか、傘を差す人は自転車よりは多いですが、やはり少数派で、自転車に乗る場合と同じくレインコート・パーカー姿です。

 

話はガラリと変わって、松下政経塾時代の1年目、オランダからも2名の研修生も短期間ながら一緒でした。

 

当時、海外からは、韓国の財閥グループから1名、中国社会科学院から2名(1名は途中帰国)、国内からは佐賀県庁から1名、金沢市役所から1名も研修生として1年間を過ごしましたので、今、改めて振り返ると恵まれた環境でした。

 

オランダからは男性はヘーネン、女性はクヌートの2名でしたが、ヘーネンは確か4〜5か国を話せると言っていたと思います。

 

オランダに来てみると、英語はもちろん流暢に話す人が多いですし、お店に入ると挨拶で「ボンジュール」と声をかけられたこともあり、フランス語やドイツ語を話せる人も多いんでしょうね。

 

どこかの研修のとき、ヘーネンが自分の研究テーマについて簡単な講義をしてくれたことがありましたが、そのテーマは「人工知能」(Artificial Intelligence)でした。

 

もう30年近く前の話ですが、当時の私は(そんなこと、できるようになるんかいな・・・)と思った記憶はありますが、今から振り返ると当時から最先端の研究をしていたんですね。

 

また、その会場にピアノがあったのですが、何の曲かは忘れてしまいましたが、ヘーネンが素晴らしいピアノ演奏もしてくれました。

 

ヘーネンとは、その後、私がアメリカに少し滞在していたとき、メールでやり取りをしたことがあるのですが、当時はヨーロッパのどこかの国際機関で働いていたはずです。

 

国際機関で働いて活躍するのは、ヘーネンのような人間なんだな、と感じたのを今でもよく覚えています。

 

今回の訪問とは直接関係はないのですが、オランダを訪問したときにヘーネンとクヌートのことを書かないのも二人に失礼な気もしたので。

 

また、ベネルクス3国全体と中南米と比べると、日本からの旅行者にとっては、ベルルクス3国はホテルや公共交通やレストランなど、一定のレベルが保たれていて、英語が通じるという意味も含めて、あまりストレスなくまわることができます。

 

私の場合、中南米では現地通貨でいろいろ苦労したので(苦笑)、統一通貨のユーロであること、クレジットカードがほぼどんな場面でも使える、という点もありがたかったです。

 

ちなみに、これまでのヨーロッパの滞在で現金を払ったのは、ブリュッセルのワッフルに3.5ユーロ、アムステルダムの運河クルーズのチップに2ユーロ、この2回だけです。

 

街を歩く人の違いでは、一番感じるのは、タトゥーの有無ですかね。

 

ベネルクス3国でもタトゥーを入れている人もいますが、中南米では男女問わず、逆に入れていない人がいないのではないか、と感じるくらいでした

 

これは文化・ファッションセンスの違いですかね。

 

また、中南米では、これまた男女問わず、ファッションにはあまり気を遣わない人が多いように感じましたが、ヨーロッパに渡ると気温の違いもあるかもしれませんが、かなりキッチリ度が違います。

・・・とは言え、上にも書きましたが、雨降りのときの服装のように、髪型も含めて過度に手をかけていないような気も。

 

逆に日本の、特に女性の方が、いろいろとファッションには気を遣っているのでは。

 

・・・と、かれこれ長く書くのも、アムステルダムからフランクフルトまで、バス移動で7時間ほどかかるため。

 

午後7時45分到着の予定でしたが、25分遅れて午後8時10分にフランクフルト中央駅に到着。

 

そこから歩いてホテルまで移動してチェックイン。

 

ホテルから一番近くのレストランに入り食事。

 


↑ 牛肉とブロッコリーの炒め物・・・ビールと合いました

 

明日はフランクフルトから、飛行機にてポーランドワルシャワに移動します。