「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 3rd

松下政経塾・塾頭 前岐阜県関市長(3期)&スタアラ世界一周

10月31日のブログ「クラクフ国立美術館、日本美術技術博物館「マンガ館」、クラクフからワルシャワへ移動」

今朝は午前6時半に起床。

 

昨日の夕方から、街を歩いてみて初めて分かったのですが、ホテルの場所は中央広場等にも近く便利な立地でした。

 

立地以上に嬉しかったのは、冷凍室のある冷蔵庫が使えたこと。

 

ポーランドのお酒・・・といえばズブロッカ。バイソンが食べるバイソングラスを漬け込んだウォッカです。

 

ワルシャワでも当然お店に並んでいるのですが、(常温のままではなぁ・・・)と手が出ずにいました。

 

上に書いた通り、クラクフのホテルには冷凍室があったので、買ってきたズブロッカを冷凍室に入れて、洗濯をしてシャワーを浴びてから、少しトロリとなったズブロッカをクイッと。

 


↑ グラスも一緒に冷凍庫で冷やして・・・見るからに美味しそうじゃないですか(笑)

 

ポーランドズブロッカを、ポーランドで飲むから美味しいんでしょうね。

 

ちなみに、日本酒仕込みのリキュール「越後武士」(46度!)が日本にあります。市役所OBのSさんから以前もいただいたことがあり、今回の退任に対してもお気遣いをいただきました。

 

 

 

 

出国前に自宅の冷凍庫に入れてあるので、帰国したら飲むのを楽しみにしてます。

 

ホテルを午前9時過ぎにチェックアウトして、街を散策しながらクラクフ国立美術館へ。

 


↑ 途中、木々が色づき、落ち葉も敷き詰められた美しい公園がありました

 

ワルシャワもそうですが、クラクフもそこかしこに公園があります。

 


↑ この公園の中に、かなり樹齢の樹木が倒されていました

 

パッと見たときには、処分するまで仮に放置してあり、安全のために周りを囲っているのか、と思いましたが、おそらく、安全のために樹木は伐採したけれども、かなりの樹齢のためにあえて残してあるように思えました。

 

午前10時前にクラクフ国立美術館に到着。

 


↑ こちらがクラクフ国立美術館の外観

 

開館まで少し時間があったので、隣のヤギェウォ図書館へ。

ヤギェウォ大学の図書館のようです。

 

 

玄関は入ってみましたが、かなりの蔵書数でした。

ただし、ロッカーはあるものの、リュックを背負った観光客が気軽に入る雰囲気でもなく、警備スタッフの方もいたので、中を覗くだけで退散。

 

国立美術館については、レオナルド・ダ・ヴィンチの「白貂を抱く貴婦人」を所蔵している、ということが分かってから、ずっと楽しみにしていました。

 

午前10時の開館直後に入館して、チケットを買おうとしたら、「今日は常設展は無料です」と言われてラッキーでした・・・火曜日は無料のようです。

 

まずは目的のダ・ヴィンチの絵画を観ようとフロアをまわるも、ポーランド出身の画家の作品ばかりで、他のヨーロッパ絵画は観れず。

 

フロアが違うのか・・・と、別のフロアの展示をまわるも、こちらは家具や装飾品の展示で絵画はなし。

 

展示フロアの中で、工事中の部屋があったので、ヨーロッパ絵画は残念ながら展示がないのだろう、と判断。

 

楽しみにしていましたが、致し方なし。

 


ポーランド現代美術家の作品・・・まさしくモンドリアンコンポジションですね

 

続いて、日本美術技術博物館「マンガ館」へ。

 

この施設は、日本美術マニアだった故フェリクス・マンガ・ヤシェンスキさんが収集した日本美術コレクションが所蔵・展示されています。

 

ちなみに、「マンガ」は葛飾北斎の「北斎漫画」から取られています。


博物館の設計は礒崎新さんで、博物館建設にあたっては、日本からも資金が拠出されています。

 

こちらも、受付でチケットえおかおうとしたら、今日は無料日と言われました。

 


↑ うまく全景が入っておらず、すみません

 

上皇上皇后両陛下もご来館されたことがあり、館内には記念プレートが展示してありました。

 

 

また、展示室入り口には、日本政府等からの叙勲等も掲示してありました。

 

 

浮世絵の展示もされていて、安藤広重葛飾北斎の作品を多く観ることができました。

 

 

日本で観たことがない作品もあり、日本人の私がポーランドクラクフで浮世絵を観ているのも不思議な感覚がありますが、ポーランドと日本の縁という意味でも、嬉しくなる施設でした。


マンガ館を出て、歩いてバスターミナルへ。

 


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途中、中央広場の聖マリア教会で、1時間毎のラッパが・・・その昔、モンゴル軍が攻め込んだとき、その侵攻に気付いたラッパ手がラッパを吹き鳴らすも、モンゴル軍の矢でラッパ手は途中で命を落としたとか。

 

そのため、今でもラッパは演奏の途中で終わるそうです。

 


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バスターミナルに隣接している中央駅構内のレストランで昼食。

今日もジューレックを注文。

 


↑ 今日のジューレックの中身は、ゆで卵とソーセージでした

 

午後2時10分発のフレックスバスに乗りワルシャワへ。

 

実は、帰りのバスの中でこのブログ記事を書いていたところ、痛恨のミスが判明。

 

ダ・ヴィンチの「白貂を抱く貴婦人」ですが、展示は国立美術館でなく、チャルトリスキ美術館でした。

 

地球の歩き方(19年・20年」に、国立美術館の目玉は「白貂を抱く貴婦人」と記載があったので、それを鵜呑みにしていたのですが、国立美術館で観れなかった時点で、もう一度、検索をかければ間違いに気付いたかもしれません。

 

折角、ポーランドクラクフまで来て、十分に観ることはできたのに、見逃してしまったのは残念・・・でも、まぁ、しゃあない、ですね。

 

ワルシャワには、予定時間から15分遅れの午後6時45分に到着。

 

どの国も、公共交通の移動に慣れたころに次の国に移ってしまうなぁ・・・と感慨に浸りつつ、バスターミナルから鉄道駅まで歩き、ホテルすぐ近くの駅に向かって乗車。

 

・・・だったのですが、ワルシャワ西駅は大規模改修中ということもあり、プラットフォームの表示も、ものすごく分かりづらく。

 

駅のホームにある発車時刻表を確認するのですが、正直、ものすごく分かりづらく悪戦苦闘。

 

冗談抜きで、3回はホームを移動しました。

 

何とかホテル近くの駅に停まる電車に乗車したはず・・・なのですが、何故だか最寄りの駅を通り過ぎ、一つ行き過ぎた駅で停車。

 

電子掲示板では、停車駅としてホテル最寄り駅も出てきたので、(これで間違いない)と思ったのですが、ワケわかりません(苦笑)。

 

電車に乗る前は、多少慣れたつもりでいましたが、結論としては、まったく慣れていない、という。

 

ホテルにチェックインして、浴槽にて衣類の洗濯。

 

クラクフでは、靴下だけ洗濯をして、インナーも洗っていませんでした。

 

ユニクロの極暖上下のため、確かに暖かいのですが、洗うと乾きにくく濡れたままになる恐れがあるため。

 

 

このホテルでは浴槽があって、しっかりと洗えること、明日はウィーンへの移動日なので朝は洗濯を乾かす時間があること、故に気軽に洗濯ができます。