「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 3rd

松下政経塾・塾頭 前岐阜県関市長(3期)&スタアラ世界一周

10月25日のブログ「ハーグのマウリッツハイス美術館でフェルメール「真珠の耳飾りの少女」と初対面、ハーグ市立美術館でモンドリアン」

昨晩は久しぶりに夜に起きずに眠れました。

 

一昨晩も早めにベッドに入ったのですが、部屋が暑いのか、寒いのか、なんとなく分からない感じで、暖房を止めてみたり、窓を開けて冷気を入れてみたり、なんだかんだとやっていたので。

 

今日も朝から予報通り雨・・・ヨーロッパに入ってから、雨か曇りの天気が続いて、青空はルクセンブルクで夕方に少し見たくらいですね。

 

午前9時にホテルを出て、メトロに乗って最初にアムステルダムに到着したときの駅へ。

 

午前10時15分発のアムステルダム発、午前11時5分にハーグ着のフリックスバスを予約していたのですが、出発は約15分遅れて午前10時半に出発。

 

道中は渋滞もなく順調に進んで、午前11時20分くらいにハーグ中央駅に到着。

 

ハーグもやはり雨模様。

 

駅から歩いて、目的地であるマウリッツハイス美術館へ。

 


↑ こちらがマウリッツハイス美術館の外観

 

こちらは予約していなくてもチケットは購入可能でしたが、事前に予約していたことでスムーズに入館できました。

 

マウリッツハイス美術館の目玉といえば、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」(青いターバンの少女)。

 


↑この絵を観るためだけにハーグまで来た、と言っても過言ではありません

 

名前の通り、真珠の耳飾りと青いターバンが印象に残りますが、ターバンのラピスラズリの色が思ったより薄めでした。

 

昨日、ブログでも載せたフェルメールの「牛乳を注ぐ女」のエプロンも、ラピスラズリですが、こちらはかなり濃いですね。

 

これも実際に目の前で見たから、分かったことですね。

 


フェルメール「デルフトの眺望」

 

フェルメールが故郷のデルフトを描いた作品で残っているのは、この「デルフトの眺望」と、これまた昨日のブログで載せた「小路」の2つだと言われています。

 

「デルフトの眺望」は、思ったより作品が大きくてビックリしました。

 


↑ やはりフェルメールの「ディアナとニンフたち」

 


レンブラントの「テュルプ博士の解剖学講義」

 

レンブラントの作品は、マウリッツハイス美術館にも何点か展示されていました。

 


↑ ヤン・ステーンの「親に倣って子も歌う」

 

昨日の「陽気な家族」と似ている感じもありますが、題名の通り、寓意を込めた絵だそうです。

 

正午前にマウリッツハイス美術館を出て、バスに乗ってハーグ市美術館へ。

 

ハーグの公共交通の乗り方をネットで調べたのですが、近くのトラム・バスの駅ではチケットが買えず、(困ったな・・・)と思いつつ、乗りたいバスが来たので、ドライバーに「チケットはここで買えますか?」と聞いたら、乗車口の機械を指して「これにクレジットカードでタッチして、降りるときもタッチすればオーケー」と。

 


↑ 分かりづらいですが、左側と右側にカードをタッチする機械があります

 

なるほど、クレジットカードそのものでも精算ができるようになっているんですね・・・これは旅行者にとってもありがたいですね。

 


↑ ハーグ市立美術館

 

こちらの美術館は、モンドリアンの所蔵品数が世界一と言われていて、ぜひモンドリアンが観たかったので。

 

モンドリアン・・・といえば、

 

 

こういう幾何学的なデザインとカラーが特徴・・・こういった作品が数多く並んでいるんだろう・・・と勝手に思っていたのですが、実際はこういった作品展示はほんの僅かでした。


↑ こちらもモンドリアンの作品・・・風景画ですね


↑ こちらもモンドリアン・・・風景画ですが、かなり抽象化されてますね

 

ちょっと肩透かしの感もあったのですが、考えてみれば最初から最後まで幾何学のものを描くわけはありませんから、ある意味、当然なのかもしれません。

 

こちらの勝手なバイアスですね。

 


↑ 昼食は美術館内のカフェ似て、ツナサンドとコーヒー

 

他にも絵画等の展示がありました。

 


クロード・モネ


エゴン・シーレ

 

かなりの展示スペースだったのですが、アムステルダムに帰るバスの時間があったので、午後3時前に市立美術館を出発。

 

再びバスに乗って、ハーグ中央駅へ。

 


↑ ハーグ中央駅の外観

 

駅の構内もすごくスッキリとしていて、動線も機能的にできているような感じがしました。

 

そして、何よりも駅が静かでビックリ・・・日本の駅はある意味では親切とも言えますし、悪く言うと余計なお世話、という面もあります。

 

最近、動画を投稿していないこともあるので、ムリヤリ(笑)、ハーグ駅構内の動画をアップします。

 

駅構内の雰囲気と、何よりその静けさを確認してください。

 


www.youtube.com

 

午後3時45分のハーグ駅発のバスを予約していたので、20分前には到着。

 

 

今まで知らなかったのですが、フリックスバスは運行状況が確認できるようになっていました。

私の乗車予定のバスは、上から5番目のアムステルダム行き・・・午後3時38分に確認した画面ですが、「オンタイム」と出ていますので、(さすが、フリックスバス、使えるな)と。

 

・・・が、オンタイムの午後3時45分を過ぎ、午後4時になっても到着せず。

 

改めて運行状況を見たら、「午後4時25分」の出発予定・・・もともとの出発予定時刻の7分前に「オンタイム」で、どこをどうやったら40分も遅れることができるのか・・・さっきの感心はすぐに取り消し(苦笑)。

 

そこからさらに遅れて、結局、ピッタリ1時間遅れの午後4時45分に出発。

 

フリックスバスも便利なのですが、鉄道と比べてどうしても定時制には欠けます。

 

帰宅渋滞に巻き込まれないように、わざわざ午後4時35分にはアムステルダムに到着するバスを予約したのに、1時間遅れたことでモロにアムステルダムの渋滞に突っ込むことに。

 

結局、午後6時15分ごろのアムステルダムに到着。

 

そこからメトロに乗ってホテルへ。

 

ホテルに荷物を置いて、すぐに食事に出ようと部屋のドアを閉めたとき、ハッと。

 

今回の旅で初めてのインロック(苦笑)。

 

いつも気をつけてはいたのですが。

 

フロントで、インロックしたことを伝えて、部屋にあるカードキーを無効化して、新たなカードキーをもらいました。

 

気を取り直して、3日連続で同じレストランで食事。

 


↑ 今日はラム肉と赤ワインを選択

 

明日、フランクフルトに向かうので、このレストランも今日が最後ですね。