今朝は午前6時半に起きて、午前7時半過ぎにホテルを出発。
明日、アブダビ国際空港から隣国オマーンに日帰りで行くつもりなので,今日はドバイ観光ではなく下調べも兼ねてアブダビへ。
ネットで調べていても、アブダビのバスステーションには間違いなく行けても、アブダビ国際空港へのバスの情報がうまく取れなかったので。
ホテルの最寄りの駅は地下鉄のレッド線なのですが、今日は1キロちょっと歩いたところにある地下鉄のグリーン線の駅へ。
そこから、Al Ghubaiba駅の近くにあるAl Ghubaibaバスターミナルへ。
インフォメーションで、アブダビ国際空港駅のバスはここから出ているか、を確認したら、このターミナルからは空港行きのバスはなく、ここから数駅離れたMax駅近くから出ている、と丁寧に教えてもらえました。
この情報が一番欲しかったので助かりました。
今日はこのターミナルから、アブダビバスターミナル行きのバスに乗車。
午前8時20分発のバスに乗れましたが、昨日、購入したノルカードでタッチして乗車します。
バス代は25ディルハム(約1,000円)と、コスパも良いのでありがたいです。
乗車率は70%くらいで、思ったより多かったですね。
↑ 車窓から見えたドバイ・フレーム
バスは高速でも制限速度の80キロを遵守する安全運転・・・しかし、ドバイで歩いていたときも感じましたが、クラクションがほとんど聞こえません・・・エジプト・カイロとえらい違い(笑)。
午前10時50分にアブダビバスターミナルに到着・・・所要時間は約2時間半でした。
↑ こちらがアブダビのバスターミナル
まず、ドバイのノルカードと同様、アブダビの交通カードであるhafilatカードを購入。
券売機で購入しようとしたのですが、カードは5ディルハムで、合わせてチャージ金額を設定・・・という事前に調べた情報が頭にあったので、そこに辿り着こうと試したのですが、どうも思うようにその画面に行けず。
困っている私を見て、近くの人が声をかけてくれたので、「アブダビで今日1日だけバスに乗りたい。ルーブル・アブダビとグランド・モスクに行きたい」と伝えたら、券売機を操作してくれ、カード10ディルハム・チャージ10ディルハムの計20ディルハムのカードを選択してもらえました。
いやぁ、券売機の前で声をかけられると、どうしてもハンガリー・ブダペストの両替詐欺が頭に浮かんでしまうのですが(苦笑)、アブダビではホントに親切な人でした。
「グランド・モスクは午前11時で閉まって、午後3時しか再開しないから、まずルーブル・アブダビに行った方が良い」
とか、
「どちらに行くにも94番のバスで、ルーブル・アブダビには道路の反対側に乗り場がある」
とアドバイスも。
教えてもらった通り、ターミナル前の道路を歩道橋で渡ってバス停へ。
しばらく待っていたら、94番のバスが来たのでカードをタッチして乗車。
40分近くバスに揺られていると、ルーブル・アブダビの近くに来たのですが、Googleマップが示しているバス停がひとつ先だったのでそのまま乗っていると、何だかドンドンと遠ざかっていく(苦笑)。
そこはガンガンに開発工事中のところで、多くのマンションが海沿いに建設されているので、おそらく新たにバス停が増えた、と思われ。
一緒にバスに乗っている人たちは観光客で、すっかりルーブル・アブダビに行くのかと思っていたら、その開発真っ只中にあるバス停で皆さん降車。
ここが終点かと思い、私も降車したのですが、結構ルーブル・アブダビまで距離あるんすけど・・・
ただし、アブダビでガンガンに投資がされている現場が見れたのは、かえって良かったかも。
↑ バス停近くでは綺麗な海が目の前
動画でもどうぞ。
ちなみに、「NOBU」の名前が工事中の看板に出ていましたが、ここでレストランだけでなく、住宅マンション建設にも関わっている感じでした。
ニューヨークへの公務出張の際、関市の包丁も扱っていただいている「光琳」を訪問したことがありますが、その際、川野・社長にニューヨークの「NOBU」レストランに連れていっていただきました。
「光琳」は「NOBU」に包丁・器等を卸していらっしゃるので、アブダビでも関市の包丁が使われているかも・・・と、「NOBU」という名前を見て思いました。
道路も工事中で歩道もない中、テクテクと歩いてルーブル・アブダビへ。
その名前の通り、フランスのルーブル美術館が所蔵している作品も、借り受けて展示がしてあります。
ただし、絵画だけではなくて、彫刻や陶磁器や家具など、展示されているものは幅広いので、美術館というより博物館に近い感じもあります。
↑ ラムセス2世の像・・・このあたりはエジプトでこれでもか,というくらい見てきました
↑ ウールの衣服を着た女性
↑ 観音菩薩坐像
↑ 日本の儀礼用甲冑も
↑ レオナルド・ダ・ヴィンチ「洗礼者聖ヨハネ」
絵画は現代絵画も含めて,ルーブル別館だけあって,なかなか見応えがありました。
ルーブル・アブダビを出て、再び94番のバスに乗って、今度はシェイク・ザイード・グランド・モスクへ。
途中、先ほどのバスターミナルにも立ち寄り、ルーブル・アブダビとは逆方向にひたすら。
1時間経をかけてグランド・モスクの最寄りのバス停に到着したのですが、バスの車内がとにかくキンキンに冷え過ぎて閉口。
どれだけ熱い国でも、長袖シャツとウインドブレーカーを着たり、バッグに入れておいたりするのは、強い陽射しから守るためと、バス等の効きすぎる冷房対策。
今日のバス車中では、長袖シャツのボタンを首までボタンをとめ、ウインドブレーカーを膝にかけ、薄いネックウォーマーを首につけて寒さ対策。
バスの車中から、グランド・モスクが見えたときは、(うわぁ、これはスゴイ)と素直に感嘆。
バスを降りて、入り口から入っていくと、エスカレーターを下りたところに、「Visitors」の看板が左を指していたので、土産物屋等が並んでいる通路を歩いて入ろうとしたら・・・「チケットは?」と。
これまた事前に調べた中で、無料ながらもチケットだけは必要なことは知っていましたが、当然、入館までの導線の中でチケットも取るのだろう、と。
しかし、そこでは「この通路の一番奥でチケットを取るように」と言われ、冗談抜きでかなりの距離がある、ホントにどん詰まりのところでチケットをゲット。
チケットを取るには、名前・性別・年齢・国籍等をモニターに入力すると,画面にQRコードが出てくるので,スマホ等でそれを撮影する,というやり方。
無料とはいえ,こうしたデータが分析するために必要なんだろう・・・ということは理解しますし、どん詰まりのところはフードコートですから,観光客に土産物や食事でお金を使って欲しい,ということも分かるのですが、なぜ,「Ticket」という看板を右向きに出さないか,が謎です。
昨日の空港と同じく,掲示というか案内ひとつで,観光客もスタッフもどちらも無駄が省けるはずなんですが。
シャンデリアひとつとっても豪華絢爛で,どこを見ても(お金かかってるな)という印象。
動画で雰囲気をどうぞ。
一見の価値は十分にありました。
グランド・モスクを出て,三度、94番のバスに乗ってアブダビのバスターミナルへ。
午後5時20分発のドバイ行きのバスに乗ろうとしたら,ずらーっと長い行列ができていてビックリ。
無事に乗車することはできたのですが,その後もドンドンと乗客は増えてなんと座席は満席に。
途中までは渋滞もありませんでしたが,ドバイ中心地に入ったところで渋滞。
結局,3時間近くかかってアブダビのAl Ghubaibaバスターミナルに到着。
そこから,朝に教えてもらった,明日のアブダビ国際空港行きのバスの乗り場を確認するため,地下鉄でMAX駅へ。
MAX駅のすぐ近くに,Al Jafiiyaバスターミナルがありました。
そこでも,インフォメーションで,アブダビ国際空港行きのバスのことを質問したのですが,モニターを操作して私に見せながら,分かりやすく教えてもらいました。
いやぁ、UAEの皆さん,英語もろくに話せない私に対して,丁寧に教えてくれます。ありがたいですね。
明日のオマーン行きのフライトは午前10時10分なのですが,念のために2時間前に空港に到着するため,一番早い午前5時半のバスに乗ることに決定。
ちなみに地下鉄の始発は午前5時なので,バスターミナルまでタクシーを使わなくても来れます。
明日の朝,バタバタしたくないので,事前に下見に来て正解でした。
最初,地下鉄の出口を間違えてターミナルと反対側に出てしまったのですが,明朝,これをやったら必要以上に焦るところでした。
地下鉄でホテルに戻り,午後9時過ぎから昨日に続いてジムでジョグ。
明日の朝が早いので,今日は5キロのみ。
洗濯をして,シャワーを浴びて就寝。