「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 3rd

松下政経塾・塾頭 前岐阜県関市長(3期)&スタアラ世界一周

10月17日のブログ「エビータ博物館、レコレータ墓地にてエビータのお墓へ、国立美術館を再訪、ブエノスアイレスからプエルトイグアスへ」

今朝もブエノスアイレスの街をユックリとした5キロのジョグ。

今朝は風が冷たく、とにかく寒くて凍えるほど・・・通勤や犬を散歩させている皆さんは、冬の格好の方がほとんどですが、その中で半袖・短パン姿は、かなり浮いてました(苦笑)。

 

昨日の日中は、長袖を羽織ることなく、ずっと半袖で過ごせたのですが、寒暖の差が激しいですね。

 

ホテルに戻って、朝食をとり、シャワーを浴びて、チェックアウトするために荷物のパッキング。

 

今日、イグアスの滝へ行くためにチェックアウトをしますが、明日の夜、再びブエノスアイレスに戻ってくるため、リュックはホテルに預かってもらい、ショルダーバッグだけでイグアスの滝近くのプエルト・イグアスに1泊するつもり。

 

しかし、今日のプエルト・イグアス行きのフライトは、午後6時45分発・・・予約した当時は、日中はブエノスアイレスを回って・・・と考えたのでしょうが、もっと明るいうちに移動するフライトを予約するべきでした。

 

価格優先で予約したので、変更もできませんし。

 

まぁ、これも海外の現地に来て、実際に行動してみて分かることですね。

 

一昨日、ホテルの経営者の方に、「今日は午前11時にチェックアウトする」ということを伝えていたのですが、午前10時には準備ができたので、チェックアウトしようとするも、ホテルに誰もおらず。

 

致し方なく、午前11時まで待つも、その時間になっても誰も姿を見せず。

 

朝食をとるテーブルに、私の宿泊代等が書かれた紙とボールペンが置いてあり、かつ、私が持っているのとは別の鍵が一緒に。

 

ホテル内で大きな声を出しても、やはり誰も出てこないので、(これは勝手にひとりでチェックアウトしろ)ということか・・・と考えて、自分の泊まっていた部屋に、サインをした書類と宿泊代(ここは現金のみだったのでアメリカドルにて)を置いてロック。

 

テーブルの上に置いてあった鍵は、明日、午後10時過ぎくらいにホテルにチェックインするので、(この鍵を使って自分で入ってこい)ということだと理解。

 

本当にこれで正解なのか、分からないままだったのですが、これ以上は待てないのでひとりでチェックアウト。

 

一応、メッセージにて、以上の対応をしたことを送ったのですが、午後1時過ぎに一言だけ、

 

 「perfecto(完璧)」

 

と返ってきました。

 

(ペルフェクトじゃねぇよ!)

 

と、iPad miniの画面に突っ込みました(苦笑)。推理ゲームをやってるんじゃないんだから。

 

今日は、まずエビータ博物館へ。

 

エビータの愛称で知られるエバ・ペロンを記念した博物館。フアン・ペロン元大統領の夫人です。

 

その昔、マドンナが主役を務めた映画「エビータ」を観たことがありますが、主題歌とアルゼンチン国内でマドンナがエビータ役を務めることに反対が起こった・・・ということは記憶しています。

 

 

毀誉褒貶があったと言われているエビータですが、アルゼンチンの中では今でも人気があるようです。
33歳の若さで亡くなったそうですが、若くしてこの世を去ると、どの国でも実像以上に評価されるものだと思います。
 
その後、国立装飾美術館に入館しようとするも、入り口で警備員に止められ、ドアに貼ってあった掲示を見ると、「月・火は休館」と英語でも書いてありました。
 
地球の歩き方」は20〜21年版を参考にしているのですが、そこには休館日は月としか書いてありませんでした。
 
ガイドブックが間違っているのか、ここ数年で変わっているのか、分かりませんが。
 
ちなみに、エビータ博物館の入館料は、ガイドブックでは270アルゼンチンペソと記載されていますが、実際は2,750ペソ(約1,200円)を支払いました。
 
これは、アルゼンチンのインフレで料金が上がった可能性もありますし、外国人旅行客向けの料金を設定したかもしれませんし、もともとのガイドブックが間違っていたのかもしれません。
 
何れにせよ、アルゼンチンの場合、施設の開館日や時間・料金等は、事前にホームページ等で確認するのが良いんでしょうね・・・私はそこまではやりませんが。
 
エビータ博物館に入館したこともあり、当初は頭になかったエビータのお墓があるレコレータ墓地へ。
 
ちなみのちなみに、こちらもガイドブックでは無料とありましたが、今はしっかりとチケット販売カウンターがあり、現金は受け付けず、クレジットカードかデビッドカードのみで支払います。
 
料金をしっかりと確認しなかったのですが、レシートを見ると約1,600〜1,700円くらいではないか、と思います。(すみません、これは確信が持てません)
 
アルゼンチンでは、お墓のある場所で階級が評価されるそうですが、元大統領夫人のエビータのお墓があるレコレータ墓地は最高レベル。
 


↑ こちらがエビータのお墓・・・今でも訪れる人が花を捧げています

 

 
日本の墓石とは違い、彫像や装飾された納骨堂などが並んでいる姿は壮観で、私も含めて多くの観光客や、アルゼンチンの子ども達もおそらく社会見学のようなかたちで訪れていました。
 
歴代大統領13人のお墓や、その他の有名人のお墓もあるそうです。
 
 
その後、歩いて近くのところに国立美術館があるので、先日に続いて再び入館・・・こちらは無料ですしね(笑)。
 


この3枚はいずれもアルゼンチンの画家のフェルナンド・ファデルの作品。
前回も(良いなぁ)と思って観ていたので、今日も再会してきました。
 
先日は写真を撮りつつ観て回ったのですが、今日はユックリと絵画を観ることができました。
 
少し時間は早かったのですが、Uberにてホルへ・ニューベリー空港へ。
 
ブエノスアイレスには、国際線のエレイサ国際空港と国際線と国内線のホルへ・ニューベリー空港があります。
 
市街地に近いのはホルへ・ニューベリー空港・・・プエルト・イグアスの往復は、行きはホルへ・ニューベリーから出発、帰りはエレイサに到着するフライトを予約したのですが、これも往復ともにホルへ・ニューベリーの発着便を取るべきでした。
 
フライトを予約した際、2つの空港の遠近は把握していたのですが、(まっ、そんなに変わらないだろう)と決めてしまいました。
 
空港に到着して、行きのフライトを予約したFLY BONDIのカウンターへ。
 
アルゼンチン航空のカウンターの10分の1があるかないか、くらいのカウンター・・・いわゆるLCCですね。
 
空港に早く到着した理由は2つあって、1つは両替ができるという情報があったこと、もう1つは空港で食事をとるため。
 
実は市内を歩いているとき、2つの銀行ATMでアルゼンチンペソを引き出そうとしたのですが、どちらとも手数料としてどこかで見たことのある「3,650」という数字が(苦笑)。
 
さすがに、いかに私でも止めました。
 
空港に両替があるなら、クレジットのキャシングより、アメリカドルからアルゼンチンペソに両替した方が率が良いだろう、と。
 
・・・が、有人の両替はなく、やはりATMがあるだけ。
 
試しにやってみましたが・・・やっぱり(3,650)という数字が。
 
食事は、空港内でハンバーガー。
 
ハンバーガーと飲み物を頼んだのですが、おそらくパパス(ポテトのフライ)が飲み物とセットになっているので、レジのお姉さんがパパスの大きさを聞いてきたっぽいのですが、とにかく
 
 「ノー、パパス!」
 
と何度も言って、ポテトは回避しました。
 
肝腎要のフライトは、午後6時45分予定が遅れで午後7時20分発に。
 
ただし、午後7時20分を過ぎても、搭乗さえ始まらず、ドンドンと遅延。
 
やっと搭乗が始まっても、そこからバスで移動して飛行機に乗り込むのでさらに時間が。
 
結局、実際に離陸したのは午後8時40分前。
 
やっと飛行機に乗り込んだら、私の席に他の人が座っていたので、フライトアテンダントの方に「誰かが私の席に座っている」と伝えたら、確認をしてもらえたのですがご夫婦が隣同士で座りたいから、勝手に席に座り込んでいた様子。
 
それならば、最初からそうやって言えばいいのに、夫婦で「ここは私等の席」と主張して、スマホを見せたり、搭乗券を探すふりをしたり。
 
こちらからすると、フライト自体も2時間近く遅れているし、席は別に変わっても構わないから、(早く、あんたのホントの席を教えてくれ)という気持ち。
 
ああだこうだ言った挙句、アテンダントの方が「とにかく搭乗券を見せて」(推測です)と何度も確認したので、最後には「夫婦なので変わってほしい」と頼んできました。
 
まったくムダな時間です(苦笑)。
 
フライト中も、離陸したと思ったら、アテンダントの人が慌てた様子で動き出し、救急バッグや酸素マスクを持って後方の座席へ。
 
しばらくしたら落ち着いたようですが、機内でそういった対応を見たのは初めて。
 
午後10時半前に、やっと目的地のイグアス空港に到着。乗客から拍手が・・・珍しいですね。
 

 
空港から市街地までバスが走っている・・・という情報でしたが、おそらく大幅に遅延したこともありバスはなく。
 
空港のタクシーカウンターでタクシーを頼みました。(エリアで料金が決まっているようで、私の場合は7,500ペソでした)
 
午後11時過ぎに、やっとホテルに到着。
 
「英語にも対応」と宿泊予約サイトには記載されていましたが、対応してくれたおばあさんはスペイン語オンリー。
 
挙句、Wi-Fiパスワードを何回入れても繋がらず、私のsemも入りが悪くて、グーグル先生も繋がらず。
 
必然的に、筆談をして何とか意思疎通。
 
料金を払い、朝食の時間を聞かれ、ペットボトルの水を購入。
 
その後、息子さんなのか、男性が帰ってきて、Wi-Fiはフロントでは届かず、部屋で入る・・・ということで、確かに部屋ではつながりました。
 
私のesimも電波が弱いながら、ギリギリ入ったので、Google先生に登場いただき、バスターミナルの場所や距離を確認。
 
午前0時を過ぎて、洗濯をして、シャワーを浴び。
 
シャワーも水かお湯か、微妙な温度(苦笑)。

 

さて、明日のイグアスの滝、どうなりますか。