現在、パナマでは午前10時前。
次のコロンビアに向かうフライトを、ラウンジで待機中。
パナマ訪問の目的は、パナマ運河を実際に見てみたい、という一言に尽きます。
結果として、初日は船舶が通過しない時間帯で見れませんでしたが、やはりどうしても船舶が通る姿を見たい・・・と2日連続で訪問することとなりました。
料金は、17ドル強ですから、日本円で2,500円ほど・・・1日目で見れればムダはなかったのですが、それでも(やっぱり見ておけばよかった・・・)とずっと後悔するよりは、と考えて。
結果的には、やはり行って良かったです。
その他では、日本のJICAの支援により建設された水産市場が印象に残りました。
1995年に建設されたそうですが、ハード面だけでなく、海産物の管理なども清潔に行われていましたので、ソフト面の支援も日本が行ったんでしょうね。
海鮮市場の周りには海鮮レストランが軒を並べてとても賑わっていて、パナマシティの観光名所のひとつとなり、また、パナマシティにお金が落ちている感じがしました。
2日連続で食べたかったのですが、2日目は午後4時の閉店時間に間に合わなかったのが残念でした。
パナマの歴史は、スペインとの関わりも深いですが、この1世紀強はアメリカとの関係だけでもかなりの部分を語れるような気がします。
当時、コロンビアの一部であったパナマで、アメリカがパナマ地峡を咀嚼しようとするも、コロンビア議会が反対したため、パナマの独立派とアメリカが手を組み、親米政権を作ってパナマが独立。
こうした手法や理屈は、現在のロシア・ウクライナ間でも変わりませんね。
パナマの治安は、パナマシティしか分かりませんが、メキシコと同じく危険はほとんど感じませんでした。
唯一、バスの降り場を間違えてパナマ・ビエホ地区の住宅地のど真ん中に降りてしまい、しばらく歩きましたが、その時だけ居心地の悪さがありました。
すぐ隣には、高層マンションが建っているのですが、パナマ・ビエホ地区の住宅は、裕福でない世帯が並んでいて、そのギャップにパナマの格差も感じました。
メキシコと同じく公共交通がとても便利で、かつ、安く乗ることができますので、何度も使いました。
運賃はバスで0.25ドル、地下鉄で0.35ドルで、共通カードを2ドルで購入して、必要に応じてチャージ。
お金に関しては、バルボアという通貨単位ながら、アメリカドルがそのまま使えるのも助かりました。
メキシコで現地通貨にはいろいろトラブルがあったので(笑)。
たとえば、水産市場横のレストランで、クレジットカードで払おうとしたら、現金のみ、と言われましたが、焦ることなくアメリカドルで支払いができました。
次のコロンビアの現地通貨はコロンビアペソなので、空港に到着したらまずは現地通貨を手にしたい、と思います。