今朝は午前6時半に起きて、午前7時過ぎからホテルにて朝食。
ホテルの朝食はなかなか充実しているのですが、特にサラダが無条件に美味しいですね。
今朝も3種類のサラダがあったのですが、どれも食べたくなります。
午前8時過ぎにホテルを出て、地下鉄に乗ってピレウスへ。
分かりづらかったアテネの地下鉄ですが、やっと表示の意味するところが分かるようになりました。
今日もスリを警戒してバッグのチャックを二重に閉めていたのですが、通勤のピークを過ぎていたのか、車内も混雑していませんでしたので、スリに会えませんでした・・・少し残念な気もします(笑)。
今日はピレウス港から、フェリーに乗ってアテネから近いエギナ島へ。
Googleマップで「ピレウス港」を目的地として、駅から歩いて向かったのですが、どうも人の流れもなく、(おかしいな)と思いつつ、しばらく歩き。
かなり歩いたところで、「E3」ゲートと出てきたので、念のために自分のチケットを確認したら「E8」。
改めて、Googleマップで「E8」を検索したら、これまで歩いてきて方向と真逆のゲートでした。
時間に余裕をもってホテルを出たので、多少走ったものの間に合いましたが、結構、焦ります(苦笑)。
↑ こちらが予約したフェリー・・・エギナ島まで1時間15分ほどで、往復で24ユーロでした
ギリシャには多くの島がありますので、よりどりみどりですし、エーゲ海ツアーもありますが、私としては、(まぁ、一つぐらいは島に行っておくか)くらいの感覚。
↑ なんちゃってクルーズのようなつもりですが、それでもエーゲ海を見ると海なし県人としては興奮するものがありますね
フェリーは午前10時45分くらいに、目的地のエレナ島に到着。
帰りは午後4時発のフェリーを予約していたので、滞在時間は5時間ほど・・・かなり時間があるので、見たかったアフェア神殿まで港から歩いていくことに。
距離は12キロなので、それなりにありますが、帰りはバスに乗って港まで戻り、港周辺で海産物とワイン・・・というコースを想定。
↑ こういうなんてことはない地元の道路を、ひたすらテクテクと
↑ 登り降りはありますが、神殿は山の上にあるので、基本は登り・・・途中、美しいエーゲ海も眺めることができます
↑ 途中にある聖ネクタリオス修道院・・・とても立派で美しい建物
天気も良く陽射しも強いのですが、サッパリとした気候のため、汗をかいても乾きは速いです。
ちなみに、ルクセンブルクのバスで忘れた帽子ですが、イスタンブールの屋台で購入・・・今まで使うことはほぼなかったのですが、今日は活躍してくれました。
↑ さらにテクテク歩くと・・・やっとアフェア神殿が見えてきました・・・分かりますかね
目的地のアフェア神殿には午後1時ごろに到着・・・約2時間ちょっとでした。
↑ 紀元前6世紀末から5世紀に建築された神殿
↑ 古代には独立ポリス(都市国家)として栄え、アテネとライバル関係にあったほど・・・往時が偲ばれます
歩きながら、ずっと気になっていたのは帰りのバスのこと・・・神殿までの2時間の歩きの中で、バスとすれ違ったのは2回だけ。
かなり本数が少なそうで、神殿を見ながらもバスだけは見逃すことがないように注意していました。
神殿前がバス停なので、途中から座って待っていたのですが、午後1時半を過ぎても来ず。
午後1時50分まで待ったのですが、いつ来るのか全く分からないので、想定外でしたが午後4時のフェリーに乗るために帰りも歩くことに・・・心中、(マジか!)という感じです(苦笑)
乗り遅れたくないので、帰りは登りと平坦な道は歩き、降りは軽く走ることに。
しかし、行きも帰りも車自体も少ないくらいなので、歩いている酔狂な人間は私くらい(笑)。
エーゲ海クルーズって優雅なイメージでしたが、私だけ往復24キロを歩いたり、走ったり。
自分自身でも、(51歳のオッサンが何してんだ)と苦笑い。
帰りは1時間40分強で港近くまで到着。
結局、帰りの道中では、神殿方面に向かうバスはすれ違いましたが、港に向かうバスは通らず・・・帰りも歩く判断をして正解でした・・・と言うか、バス少なすぎでしょ。
↑ フェリーは沈みゆく夕陽を背中に浴びつつピレウス港へ
午後5時15分過ぎに、朝に出発したピレウス港に到着。
地下鉄に乗ってホテルまで。
アテネ滞在中、何度かビールを買った売店に立ち寄ってから、ホテル近くの食堂へ。
↑ チキンの串焼き・・・焼き鳥が大きくなった感じです(笑)
エギナ島で歩いている途中、海産物を諦めた時点で、(夜は絶対に肉を食べる)と決めていたので。
ホテルに戻って、洗濯をしてシャワーを浴びてからブログ書き。
最近、ペリクレスのことばかり書いていますが、アテネに滞在してから、地下鉄の駅で「ピレウス」という地名は最初から見ていました。
あまりピンと来ていなかったのですが、昨日、ピレウス港のことを少し調べていたとき、(そうか、ペリクレスがアテネからピレウス港まで、敵に襲われないように城壁を築いたところか)と思い出しました。
今日、アテネの中心地からピレウス港まで地下鉄で移動したわけですが、この約10キロの距離を物資等を敵に襲われないように城壁を作り、アテネと外港であるピレウスを実質的に一体化。
本で読んでいたことが、現地現場に来て繋がりました・・・お金に換算できませんが、贅沢なことです。
今朝、同級生のYくんがお世話になった方のご尊父様の訃報を知らせてくれました。
2か月間、関市を離れるにあたって、心配していたことのひとつは、お世話になった方、もしくはお世話になった方のご家族等のお通夜・告別式に参列できないこと。
不義理にあたることを申し訳なく思いつつ、関市を離れている以上は参列することは叶わないので、お悔やみのメッセージだけお送りしました。