「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 3rd

松下政経塾・塾頭 前岐阜県関市長(3期)&スタアラ世界一周

11月10日のブログ「カッパドキアのレッドツアーに参加」

今朝は午前6時半に起床。

 

朝食付きのプランで午前7時から・・・と予約サイトに書かれていたので、午前7時に食事会場に行くと準備なし・・・というか、誰もいません。

 

午後7時半でも、午前8時でも誰もおらず、朝食の心配よりも、アルゼンチンと同じく、(もしかして、誰もいないけどチェックアウトをするのか・・・)と心配に(苦笑)。

 

午前8時半くらいから、朝食の準備が始まったようですが、私のツアーバスの迎え時間が午前8時55分で、とても食べる時間がないのでホテルでの朝食はパス。

 

自分で持っていた小さなパンとリンゴを朝食に。

 

予定より少し遅れて午前9時過ぎに、ツアーのバスが来たので乗せてもらい、まずはツアー会社のあるギョロメへ。

 

あまり調べずに予約をしてしまったのですが、私はユルギュップのホテルに泊まり、ツアーはギョロメの会社に申し込んだので、結果的に参加者の中で私だけが遠くまで迎えに来てもらったかたちに・・・申し訳なかったです。

 

事務所で紅茶を一杯いただいてから、ツアー会社を出てギョロメにあるホテルをまわり、他の参加者の皆さんをピックアップ。

 

カナダから1名、フィリピンから2名、インドから2名、私も含めて日本から3名、合計8名でした。

 

日本の方は、岩手県盛岡市から来られたご夫婦でしたが、10月3日に日本を出発して以来、私自身が初めて日本語をまともに話しました。

 

私が参加したツアーは、レッドツアーという名称で、カッパドギアの主に北部の見所をまわるものでした。

 

ハッカンさんというガイドの方でしたが、分かりやすい英語で話してもらえたので助かりました。

 

それでも私の英語力では理解はおぼつかないのですが、ネイティブに流暢に話しまくられることと比べたら、ありがたかったです。

 

そして、何よりも明るい人でしたので、最初から最後までツアー全体の雰囲気が良かったですね。

 

まずは、ウチヒサールへ。


ローマ帝国時代後期に、ギリシャキリスト教徒が迫害から逃れるため隠れ住んだのがウチヒサール城の始まり、と言われているそうです

 

カッパドギアこそ、写真や文章よりも動画の方がイメージが伝わるかもしれませんね。

 

以下、ところどころで撮影した短い動画もアップします。

 


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次に、一番楽しみにしていたギョレメ野外博物館へ。

 

上にも書いた通り、イスラムの圧迫から逃れるために、キリスト教徒が9世紀ごろから洞窟に教会や修道院を作った、と言われているそうです。

 


↑ 当時、ギョレメ中心に400から500(!)の教会があったそうです

 

壁画は写真撮影禁止でしたが、洞窟での宗教生活や壁画を見ていると、宗教の凄まじさ、というか、凄みのようなものを感じますね。

 

ツアー代金に入場料は含まれているのですが、内部の「暗闇の教会」(ダークチャーチ)の内部の壁画だけは別料金・・・財布を車の中に置いてきてしまったのですが、一緒に参加した日本人の方からトルコリラをお借りして、観ることができました。

 

 


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次にラブバレーへ。

 

 


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ここでギョレメの中心地のレストランで昼食。

 

ツアー料金に昼食代も含まれていますが、飲み物は各自での支払いでした。

 


↑ 私はガイドさんオススメのアダナ・ケバブを選択

 


↑ デザートのライスプディング

 

昼食を終えて、パシャバー(修道士の谷)へ。

 


↑ こちらもなかなか日本では見られない光景が広がっています

 


↑ キノコのような形をした岩がたくさん・・・「妖精の煙突」とも呼ばれるそうです

 


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続いて、デヴレントへ。

いろいろなかたちをした岩を見ることができます。

 


↑ こちらはラクダ岩

 

 

世界一周の旅の途中ですが、前も書いた通り、大きくいうと「人間」というものを考えますし、国の歴史や民族のことに思いが巡ります。

 

カッパドキアに来ると、世界というよりは地球というか、もっと広大で長大で壮大なものを感じますね。

 

カッパドキアの光景を見ていると、自分がすごくチッポケな存在に感じます。

 

大きく俯瞰すれば、自分の存在はあってもなくても何の影響もないですね。

 

ただし、同時に、無くてもいい存在だけれども、この世に生を得た以上、自らの為すべきことは為したい、とも思います。

 

 

最後に、伝統的な陶器を造っているアヴァノス陶器工房へ。

 

製造工程の説明を受け、少し実演を見せてもらい、実際に陶器を販売しているスペースへ。

 


↑ ロクロは足で蹴って回してました

 

まぁ、ツアーにお土産を購入する場所が含まれているのは、日本と同じですね。

 

工房のスタッフの方も流暢な日本語を話せる方もいて、グイグイとセールストークをしてきますが、そもそも絵ハガキ1枚も買っていないのに、陶器を買うなんてありえません(笑)。

 

陶器を割れないようにしっかりと包む・・・とも説明されましたが、そもそも陶器は持って帰るお土産としては不適なんじゃないか、と思いますね、重さもありますし。

 

でも、ひとりの行動では、絶対に行けなかったと思いますので、これはこれで面白い体験でした。

 

これですべての行程は終わり、旅行会社に立ち寄り。

 

私以外の方は宿泊ホテルまでの送りですが、私はすでにチェックアウトをしているので、朝、旅行会社の前から空港までのシャトルバスに乗れるよう、手配をお願いしておきました。

 

私は旅行会社で降りて、皆さんとお別れ。

 

シャトルバスの迎えまで時間があったので、ギョレメの街を少し散策。

 

ブラブラと歩いていたら、丘に登っていく人が何人かいたので付いて行ったのですが、街全体を見下ろすスポットになっているところでした。

 

途中、10トルコリラを支払うと、丘の上まで行くことができます。

 

 


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日没を見届けてから丘を降りて、気になる名前のカフェがあったのでコーヒーを。

 


↑ 「KI」があれば完璧(笑)

 

午後6時35分に旅行代理店前で空港シャトルバスにピックアップしてもらい空港へ。

 

ここまでは順調だったのですが、午後8時45分発のフライトは離陸したのは午後9時15分。

 

到着予定は午後10時でしたが、午後10時半に遅れて到着し、かつ、空港ターミナルまでバスで長い距離を移動。

 

ホテルまで戻るのに終電がギリギリとなり、地下鉄車内では検索しまくり(苦笑)。

 

乗り換えの電車を逃すと、ホテルに帰るルートとして「フェリー」が出てきて、オイオイ、と。

 

まぁ、最悪フェリーで帰るか、Uberを呼んで帰るか、と考えていましたが、乗り換え駅で久しぶりにホンキ走りをして何とか終電に乗り込めました。

 

午前0時20分にホテルに到着。