今朝は午前6時過ぎに、近くのモスクからか、どこかのスピーカーからか、流れてくる大音量のクルアーン(コーラン)で目覚め。
いやぁ、イスラム教の国らしいな、と思いましたし、クルアーンで目覚めるのは51年の人生で初めて。
・・・二度寝しましたけど(笑)。
これまでホテルに朝食はほとんど付けてなかったのですが、イスタンブールのホテルは朝食付き。
↑ 野菜もあって、想像以上に良かったのでラッキーでした
トルコの日程は、イスタンブール観光を除いて、ほぼ白紙の状態。
もともとは、以前のブログで書いた通り、イスタンブールから2日連続で夜行列車で移動して、ブルガリアのソフィアまで往復するつもりでした。
しかし、体調管理を考えて、ブルガリアにはアテネから飛行機で往復することにしたため、長めにとってあったトルコでの行動を詰める必要が。
トルコは日本の面積の約2倍ありますし、移動も簡単ではありません。
当初、カッパドキアは(行くのは難しいかな)と思っていましたが、(でも、ここで行かないと2度と来れないかも)とも考え、朝、勢いでエイっと航空券とホテルを予約してしまいました。
午前10時前にホテルを出て、イスタンブールの街へ。
まずはホテルから歩いてすぐ行けるアヤソフィアへ・・・も行列が凄かったので、対面のスルタンアフメット・ジャミィへ。
位置関係は下の動画の感じです。
↑ ブルーモスクという名称でも知られています
↑ 天井は43メートルの高さ・・・中南米・ヨーロッパでこれでもか、というくらいキリスト教の教会を見てきましたが、イスラム教のモスクは規模も美しさも匹敵というか、凌駕するくらいの壮麗さ
こちらも動画に撮ってみましたが、目が回る感じになってしまいました・・・が、内部の雰囲気が少しでも伝われば。
他のモスクも同様でしたが、男性は半袖短パンでは入れず、女性は加えて髪を隠すスカーフが必要です・・・いずれも無料で肌や髪を隠すものを借りられます。
また、祈りの場として絨毯が敷いてありますので、靴を脱いで中に入ります。
続いて、すぐ近くにある地下宮殿へ。
ビザンチン帝国時代、アヤソフィア等に水を供給するために造られた地下貯水地。
↑ 建設は532年(!)・・・2023年に生きている私が見ても驚嘆するのですから、当時の最先端の技術と美が投入されているんでしょうね
↑ 「メデューサの首」が土台に・・・横向きとなっていますが、以前の建物を転用したから、ということのようですが、理由については諸説があるそうです
こちらも動画で雰囲気だけでも。
地下宮殿を出て、ここもホテルから近いので、一旦、ホテルに戻って服を交換。
中南米では暑さ対策、ヨーロッパでは寒さ対策をしてきましたが、トルコでは再び暑さ対策の気温。
気温が今ひとつ把握できなかったのですが、久しぶりに中南米と同じ服装に。
再びホテルを出て、トプカプ宮殿へ・・・アヤソフィアの隣です。
↑ ハレムの「皇子の間」
↑ 宝物館の「トプカプの短剣」
トプカプ宮殿も見応え十分な素晴らしいものでした。
続いて、再びアヤソフィアへ。
今度もかなり長い行列だったのですが、ゲートが開ければ、かなりスムーズに入ることができて、一旦、動き出せば10分もかからず中に入ることができました。
↑ アヤサフィアの入り口
↑ スルタンアフメット・ジャミィに負けず劣らずの壮麗さ・・・史実は、こちらのアヤソフィアに劣らぬものを、という指示で作られたのがスルタンアフメット・ジャミィだそうです
こちらも少しでも伝わるように動画をば。
その後、グランドバザールへ・・・5,000店舗(!)が軒を並べているとか。
↑ こちらはかなり通路が広いですが、枝道というか、四方八方に細い道が伸びて、これでもか、というくらいお店があります
グランドバザールを出て、かなり遅めの昼食。
↑ 牛肉が乗ったライスを頼んだのですが、嬉しいことに野菜も付いてきました・・・右上はトルココーヒー
↑ その後、スレイマニエ・ジャミィへ
この後、一旦ホテルに戻って、今度はこれから訪問する国の日程の詰め。
エジプトも詰めていない状況なのですが、こちらも飛行機とホテルを予約。
トルコもエジプトも、今日でかなり日程が固まりました。
↑ 夜、昨晩のトウモロコシに続いて焼き栗を購入
自宅の横で父が栗を栽培しているので、トウモロコシと同じく舌は肥えています。
味は比べものになりませんが、それでも食べ始めると止まらない感じ。
トウモロコシも栗も、結構、強く焼くのがトルコ風のようで、これはケバブなどの肉も同じ感じがありますね。
また、今日も近くのスーパーでビールを買ったのですが、このお店は黒いビニール袋。
昨晩も(珍しいな)と思ったのですが、今日、買っているとき、(あぁ、イスラム教の国だから、アルコールを買っても袋の中を見えないようにするためか)と、ふと思いました。
理由は定かではありませんが。