「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 3rd

松下政経塾・塾頭 前岐阜県関市長(3期)&スタアラ世界一周

11月19日のブログ「ギザの三大ピラミッド、サッカラ、メンフィス遺跡へ」

昨晩は久しぶりにアルコール抜き・・・早めにベッドに入りました。

 

早く寝たこともあるのですが、何かの音が聞こえてきて目が覚めたのですが、イスタンブールと同じくクルアーンでした・・・スマホで時間を確認したら午前4時(苦笑)。

 

まだ、イスタンブールの午前6時が良心的に思えてきました。

 

まあ、二度寝しましたが。

 

午前7時20分ごろにホテルにて朝食・・・ビュッフェ方式ではなく、一人ずつ卵等を焼いてもらえて、パン・ハム・チーズ等と一緒に出てきます。

 


↑ 朝食としては十二分です

 

午前7時45分にホテル前の道路に出て、午前8時のピラミッドツアーの迎えの車を待機。

 

(ホントに来るのかいな)と一抹の不安はあったのですが、午前8時を少し過ぎたころ、1台のセダンが停まって・・・それが迎えの車でした。

 

セダンでとりあえずツアー会社まで移動して、そこからバス等に乗り換えるのかな・・・と思って乗車。

 

ドライバーの兄ちゃんも、「他の参加者を迎えに行く」と言ったので、やはりそうか、と。

 

ただし、どれだけ移動しても誰も乗る気配がなく、???という状況だったのですが、その間、ドライバーからはナイル川クルーズや、パピルスの購入や、お酒が飲めるレストランなどなど、売り込みがうるさい、うるさい(苦笑)。

 

しきりに、これから乗ってくるガイドには言わずに、その会社と自分は別だから、自分に直接言ってくれ、と。

 

適当にあしらっていると、なんと車の窓からピラミッドが。

 

かなりピラミッドに近づいたところで、ガイドが助手席に乗ってきて、しばらく車を走らせたところで、私と別のツアー参加者が乗車・・・どうもツアー参加者は2名、運転手とガイドの計4名らしく。

 

ちなみに、もう一人の参加者は中国・上海からで、流暢な英語を話す30歳前後の若者・・・後で聞いたら、カナダの大学を卒業しているそうです。

会社から20日間の長期休暇をとって、エジプトも含めて3か国をまわっているとか。

 

まずは、最大の目的であるギザの三大ピラミッドへ。

 


↑ 世界最大の石造建築である「クフ王のピラミッド」・・・146.6mの高さ(現在は139m弱)もさることながら、230万とも300万とも言われる石を積み上げてあることに改めて驚愕

 

これが4,500年前の建築であることを思うと、何とも言えない不思議な感じがしますね。

 

謎が解明された部分がある一方、おそらく今後も謎のままで残るところがあることが、また、空想や推理を掻き立てるのでしょうね。

 


↑ こちらが「カフラー王のピラミッド」・・・クフ王の息子です

 

高さは「クフ王のピラミッド」の方が高いのですが,「カフラー王のピラミッド」は高台に立っているため,こちらの方が大きく見えます。

 


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↑ 右側に写っているのが,「メンカウラー王のピラミッド」・・・カフラー王の息子です

 


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この写真を撮っている場所から,ラクダに乗ると9つのピラミッドがすべて一緒に撮影できるポイントまで行けます。

 

同級生のHさんからもオススメをもらっていたのですが,ガイドが「20USドル」と言ってきたので,おいおい,と。

 

ガイドは考古学者という紹介で,自分でも「エジプトのピラミッドの中は全て見た」と言っていて,それは嘘ではないのかもしれませんが,「20USドルは公式な料金だから安くて,本当はもっと高い」と・・・こうやって平気で嘘をついてきますからね(苦笑)。

 

・・・ということで、中国人の若者と一緒にラクダはパス。

 


スフィンクス

 

スフィンクスは、ピラミッドのすぐ前に鎮座しているのかとずっと思っていましたが、案外、距離があるんですね。

 

また、ギザのピラミッド自体も砂漠の真っ只中にあるのかと思っていましたが、案外、街から近いんですね。

 

この後、ツアーお約束のお店に連れて行かれ・・・今日は香水のお店。

売る気満々でしたが、私も中国の若者も、「香水は使わないので、匂いも嗅がない」と口を揃えて3回ほど断ったら、向こうも諦めてくれました。

 

コーヒーだけ1杯飲ませてもらって、早々に退散。

 

次に、サッカラへ。

 


↑ 「ジェセル王の階段ピラミッド」・・・世界最古のピラミッド

 


↑ 崩れてしまっていますが「ウナス王のピラミッド」

 


↑ 内部には世界最古のピラミッド・テキスト

 


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その後、古代エジプトの最初の首都だったメンフィス遺跡へ。

 


ラメセス2世の巨像が横たわっています。

 


アラバスター製のスフィンクス

 

ここまででツアーは終了。

 

車からガイドが降りる前、チップをそれぞれ200エジプトポンド(約1,000円)要求してきたので、中国の若者とそれぞれ支払い。

 

まぁ、もともとの料金が他のツアーより安かったので、それを考えれば高くはないか、と判断して。

 

帰り、再びドライバーと2人きりになったのですが、クルーズも買い物もアルコールもすべて断ったら、それ以上は売り込んでこなかったので助かりました。

 

午後3時前にホテルに到着。

 

少しホテルで休憩をしてから、Uberでサラ・エル・ディンのシタデルへ。

 

時間的には閉館間近で中に入ることはできないことは分かっていましたが、12世紀に十字軍を阻止するために建設された・・・とガイドブックに書いてあったので、外観だけでも見ておきたくなり。

 

トルコ・イスタンブール以来、塩野七生さんが登場することが多くなっていますが、「十字軍物語」も読んだことがあるので、十字軍、という言葉に反応してしまいます。

 

 


19世紀まで要塞として使われてたそうですから、十字軍時代とは随分と違うんでしょうが、丘の上に築かれていて攻める側からすると手強いでしょうね。

 

昨日からアルコールを買えるお店を探していたのですが、今日、ホテルの割と近くでそれらしいお店を発見。

 


お酒を売っている店内が、道路からは見れないようになっているんですね。

今日、アルコールを買ってもよかったのですが、日本出国以来、お酒を飲んでない日はないので、たまにはアルコール抜きの日にしよう、とあえて素通りしました。